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2008年05月18日

大江山

 今日は山の仲間15人で大江山833mに登って来た。
 国道176号線で天橋立に向かうとき、福知山を過ぎるとゆったりと横たわるこの山の麓を通る。
 鬼伝説で有名な山なので一度は登ってみたいと思っていた。

 団体登山は日を変更できないので天気のあたりはずれはしようがないのだが、今回も運良く天気は最高。
 朝6時に出発し、予定通り8時半に鬼嶽稲荷神社に到着。
 標高はすでに640m。
 大江山(千丈ガ岳)頂上とは200m足らずの高低差だ。

 

 今日の予定は千丈ガ岳833mー鳩ガ峰740mー鍋塚763mの往復縦走。
 登山と言うより森林浴ハイクという雰囲気だ。
 
 実際登り始めるとすぐブナ林の中の広い登山道。
 程よい上りを気持ちよく歩いて行く。



 約30分で千丈ガ岳に到着。
 頂上は360度のパノラマ。
 風が吹き抜け気持ちいい。


 
 小休止して次のピーク、鳩ガ峰に向かう。
 100mほど下って行き、11時に到着。
 つづいて鍋塚へ。
 標高約640mの鞍部休憩所まで下り、100mほど登っていく。
 登り道は粘土質の土と岩の道で、雨の日はやっかいそうだが今日は快適な山の道だ。



 11時に鍋塚頂上に到着。
 広々とした頂上は、ここもまた360度の眺望が確保されている。


 
 振り返ると、歩いてきた鳩ガ峰とその向こうに千丈ガ岳が綺麗に見える。



 1時間ほど昼食休憩。
 快晴の日差しと涼しい風で、30分もしないうちに汗でぬれたシャツは乾いてしまった。



 帰りは来た道を折り返す。

 14時には鬼嶽稲荷神社の駐車場に到着。

 鬼の住む山と言うのは遠い昔の話で、今は誰でも親しめる山だった。
 




  


Posted by もーさん  at 23:50Comments(0)近畿の山

2008年05月06日

東床ノ尾山



 せっかくの晴天を無駄にすることはない。
 兵庫50山の主だった山の中では東床ノ尾839mにまだ登っていない。
 360度展望が開け、誰に聞いてもいい山だと言う。
 空気も乾いているし、最高の眺望が期待できる登山日和だ。

 朝7時半に出発し、国道312号を北上し和田山から9号線へ入り、糸井橋を右折し糸井川沿いに上っていく。
 竹ノ内の集落を過ぎて林道に入っていく。
 林道は舗装され快適。

 9時30分に駐車場に到着。9時40分に登頂開始。

 約10分で樹齢2000年と言われる大カツラに到着。
 なかなか立派。しばし見とれてから出発。



 そこそこの傾斜の道を登り続け、大カツラから50分で尾根筋に到着。
 尾根筋は新緑がまぶしい自然林で、爽やかな風が気持ちいい。



 11時、坊主頭のような頂上に到着。



 360度の眺望ができる。
 南に粟鹿山。



 東に大江山。



 日影のない頂上での昼食はつらいので先に西床ノ尾まで行くことにした。
 11時30分出発。
 
 新緑の樹林が続き、小鳥の囀りがとぎれない尾根歩きは時間を感じない。
 


 12時50分、西床ノ尾山頂上に到着。
 つつましい標識が期に掛けられている。
 こちらもいい感じの山なのに、東床ノ尾に比べかわいそう。



 13時、下山開始。
 いきなり杉林の急坂を下り、15分で沢筋へ。
 登りなら倍以上の時間がかかりそうだ。

 変化に富んだ沢を右に左に何回も渡りながら下山。
 なかなか面白い。



 13時50分、登山口に下山。
 登山口の表示がなく、大げさな注意書きだけがあり、やはり可哀そうな扱い。
 しかしこちらから登る方が面白いと思う。


 
 10分ほど林道を引き返し、駐車場へ。
 今度は西から登ろうと思いながら帰路へ。

 
 
 
 
 
 


 

   


Posted by もーさん  at 20:24Comments(0)但馬の山

2008年05月03日

藤無山



 今年のゴールデンウイークは晴天続き。
 どこかの山に行かない手はない。
 友人たちと相談していたら、兵庫50山でまだ誰も登っていない藤無山1139mに行こうということになった。

 若杉高原・大屋スキー場から登るルートが一般的だが、眺望もいま一つであまり面白くないようだ。
 他にルートはないかと調べていたらと南の一宮町からのルートが面白いとあった。
 マイナーなルートのようだが4人で登れば何とかなるだろう、とこのルートを登ることにした。

 志倉の石鹸工房の少し上のスペースに車を止め、登頂開始。

 

 緩やかな傾斜の杉林の林道は結構気持ちいい。
 30分ほど歩くとようやく「藤無山登山口」の標識が出てきた。
 今日は晴天。
 右のルートは尾根道で直射光線を浴びそうなので、表示どおりに沢沿いの左ルートを登ることにした。



 さらに20分ほど歩くと林道が終わり登山口になった。



 沢沿いの道を登っていく。
 日がさすところもあるが結構涼しい。
 30分ほど登ると植樹帯終わり急登になる。

 ブナの林になり、登りにくいところはロープを持って登れるようにしてくれている。



 尾根筋に到着。
 クマ笹とブナ林の緩やかな道を登っていく。
 頂上に到着。



 頂上は東に展望が開けていて、南東に段ケ峰と千町ケ峰がすぐ近くに見える。



 頂上にはすでに駐車地点で出会ったおじさんが食事をしていた。
 聞けば右側のルートから1時間半で登って来たらしい。
 神戸市在住で3日に空けず近畿一円の山に行っているとのこと。
 相当な健脚者のようだ。
 単独行のおじさんは我々の来た道をおりていった。

 我々は単独行のおじさんが登ってきたルートから下山開始。
 ロープが張られた急坂を下りると岩の多い尾根筋になった。
 岩場から下を見ると、伐採された支尾根が下っている。
 ここを下りて行けば林道に下りれるはずだ。



 しかし・・・200mほど下ったところで道がなくなってしまった。
 おかしい?
 地図を確かめるとどうやら一つ手前の支尾根を下りてしまったらしい。
 引き返すしかないと、再び岩の尾根に登り返す。
 往復1時間のロス。
 どうりで赤いテープが目につかなかったはずだ。

 岩の尾根まで登りつめると東の方に赤いテープが続いている。
 


 主尾根を東に少し歩くと次の支尾根筋に到着。14時になっていた。



 段ケ峰に向かって急坂を滑り下り、30分で林道に到着。

 

 あまり整備されていないコースだが変化に富んだ記憶に残る山歩きだった。

 
 





 
 
   


Posted by もーさん  at 23:34Comments(0)但馬の山