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2009年08月03日

槍ヶ岳

 7月30日から8月1日まで、山の仲間13人で槍ヶ岳に登ってきた。

 梅雨明けの一番いい季節に登る予定だった。
 しかし、いつまでたっても雨空の天気予報とゲリラ豪雨の被害報道が続く。

 出発前日の週間予報では8月2日から天気が良くなるということで、それまでは曇りか雨が続くとのこと。
 とにかく、カッパを着て行けるところまで行くしかない。

 30日早朝に高砂を出発し、昼ごろ上高地に到着。
 どういうわけか良く晴れ渡り、駐車場は観光バスがあふれていた。

 晴れ男は自分だなどと軽口も飛び交い、横尾山荘まで気分も足取り軽やかに3時間ほど歩き、ここで宿泊。
 山小屋らしくない立派な施設で豪華な夕食を食べ、明日もいい天気が続くことを願いながら就寝。
 夜中に目が覚めたので外に出ると、満天の星空だった。
 
 

 翌朝は、雲も多いが青空も覗く空模様。
 直射光線を浴びないのでむしろ歩きやすい。
 
 翌朝は6時過ぎに出発し、5時間ほど歩き、頂上が見えるあたりまで登りついたが、残念ながら雲が垂れこめ山頂は見えない。



 殺生ヒュッテが見えるところまで登り休憩していると、雲が吹き飛び一瞬、鋭い三角形が目の前に現れた。
 槍の穂先はすぐ目の前だった。



 疲れも吹き飛び、もうひと頑張り。



 13時、槍ヶ岳山荘に到着。
 山頂は見えたり隠れたり。
 少し休憩して、14時から山頂を目指す。 



 切り立った岩場を登って行くが、登りにくいところはロープやハシゴが整備されて、見かけよりも登りやすい。



 50人位ならぶつからないで居れる天空の穂先からは、残念ながら雲しか見えなかった。
 そして、午後3時過ぎに山荘に戻ったら、雨が降り出した。



 槍ヶ岳山荘で宿泊。
 天気予報では明日は雨模様。
 明日は下りるだけなので、2日間予想に反していい天気に恵まれたことに感謝しながら眠り、翌朝目を覚ますと、何と空が赤くなっているではないか!
 


 穂先には大勢が登り、朝日を浴びていた。



 6時から次第に雲が広がってくる中を新穂高温泉に向かって下山。
 12時をすぎて林道まで下りたところでようやく雨が降っててきた。

 下山してニュースを聞くと、播磨地方は豪雨に見舞われていたとのこと。
 何とも幸運な山旅だった。

  
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Posted by もーさん  at 23:44Comments(0)全国の山