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2011年05月21日

八経ヶ岳

 K君、I君と3人で近畿の最高峰である八経ヶ岳1915mに登ってきた。

 当初、高速料金割引が廃止になる前にと、四国の石鎚山系の筒上山と手箱山に行く予定をしていたが、昨日の天気予報が今日は四国は雨模様とのことなので急遽奈良方面に変更した。

 大峰山系の天気予報は晴れのち曇りだったが、朝8時半から下山した午後3時まで雲は多いものの日差しがあり、絶好の登山日和だった。

 最初の1時間、シャクナゲの花を愛でながら急登を耐えると、後は快適な尾根歩き。



 約2時間半歩いて弥山山頂1895mまで登ると、北側に稲村ヶ岳1726mー山上ヶ岳1719mー竜ヶ岳1725mー行者還岳1546mの山並みが綺麗に見えた。



 そして、東側には大台ケ原1695mのドッシリとした姿が大きく浮かんでいる。



 弥山からは約30分で最高峰の八経ヶ岳。



 八経ヶ岳山頂から見返すと、弥山とその向こうには山上ヶ岳ー行者還岳。



 そして、南側には昨年登った釈迦ヶ岳へ至る奥駈けの山並みが続いている。



 いつも思うが、大峰山系の山に登ると周囲は見渡すかぎり峻険な山並みが続き、我が兵庫県の景色とはひと味違い、確かに修験者の山の総本山の風格がある。

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Posted by もーさん  at 23:31Comments(1)近畿の山

2011年05月14日

釈迦ヶ岳

 山仲間のIさん、K君、I君と4人で鈴鹿山系の釈迦ヶ岳1092mに登ってきた。

 先月の藤原岳と同じく三岐鉄道の登山大会に参加したもの。

 車を3時間走らせて三岐鉄道三里駅に朝8時に到着し、駅構内の無料駐車場に駐車して待機していると、到着した電車から続々参加者が降りてきた。

 総勢150人以上が集まり、バス4台に乗り込んで釈迦ヶ岳登山口へ。

 9時40分、庵座谷登山口から登り始める。

 庵座谷は渡渉を何回も繰り返しながら登っていく変化に富んだルートだった。

 中でも庵座の大滝と2段の滝がハイライト。
 特に庵座の大滝は滝壺まで近づけ、落差40mの瀑布は圧巻。

 そして、頂上直下のガレ場である大蔭のパットレスも迫力があり、釈迦ヶ岳山頂から猫岳1060mに向かう途中から見返す、釈迦ヶ岳山頂からパットレスへと続く景観が一番の見所だろう。

 登り2時間、尾根歩き1時間、下山1時間の周回ルートは、いろんな場面を見せてくれて楽しめるコースだった。
 

          国道306号からの釈迦ヶ岳


          変化に富んだ沢道


          庵座の大滝


          大蔭パットレスは北アルプスの迫力


          釈迦ヶ岳から大蔭への稜線

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Posted by もーさん  at 23:56Comments(0)近畿の山

2011年05月08日

久斗山

 但馬・余部鉄橋の南側にある兵庫100山の久斗山(くとやま)650mに、山仲間14人で登ってきた。

 昨夜の雨の影響で午前中はガスがかかり見通しがきかないコンディションではあったが、そうでなくてもおそらくは、眺望を期待して登れば失望するのは間違いない山だろう。

 蓮台山626mー久斗山650mー三角点671mの山頂からの展望は全く無く、縦走途中に地元の方が踏み台を置いて作ってくれている2箇所の眺望ポイントだけが、何とか遠くの世界と繋がっているポイントで、その他での展望はよほど注意深く木々の隙間からの一瞬のチャンスを見逃さないようにするしかない。

 今まで登った兵庫100山の中で、眺望の悪さでは一二を争う山だと思った。

 しかし、その分自然がまるごと残った、歩きがいのある山だった。

 展望がない分、延々と続く新緑のブナ林、目の前に現れるシャクナゲの花、足元にはイワカガミの群生が頻繁に現れ、人の手が加わらない自然の中にいることを実感させてくれた。

 いい季節に大勢の仲間と来たせいもあるが、自然の中には入り込んだ山歩きの楽しさを堪能した5時間30分の周回ハイクだった。


          シャクナゲが花盛り


          色鮮やかなミツバツツジ
             

          尾根はイワカガミの群生地


          幻想的な霧のブナ林


          陽光に輝くブナ林

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Posted by もーさん  at 23:55Comments(1)但馬の山