2015年10月08日
辺境の山仏の尾
昨日、yamayaさんのヒマ山隊10人で辺境の山に登ってきた。
その山は扇ノ山の東側で氷ノ山の北にある山塊で、なだらかな山頂にかって寺院があったということから仏の尾1227mと呼ばれているらしい。
国道9号線を走って香美町村岡地区の和田信号から小代地区に入ると、山間の斜面に民家が張り付いた、但馬の中でも奥深い辺境の様相になっていく。
おじろスキー場前を通り、西側斜面を上って最上部の佐坊集落を抜けて悪路の林道を慎重に上って行くと、標高約700m辺りで「仏の尾登山口」と書かれた立派な標識が現れた。
当初は、もう少し上の登山口から周回する予定であったが、時間も押してきているのでここから往復することに変更して登り始める。
登山口標識から放置された林道を登っていくと、開墾地跡に行き着いた。
どうやらここで何か事業をするために林道が付けられたが、今は放置されてしまったようである。
開墾地跡からは何とか辿れる踏み跡を探しながら、途中茅や笹で阻まれると地図とGPSで確認しながら高度を上げていくという、半ば藪化した登山道を登っていく。
途中振り返ると、時々、鉢伏山や氷ノ山が木々の間から垣間見える。
道間違いしながら登り始めて1時間、標高約900m地点でくりの巨木が現れ、そこからしばらくブナの森になる。
山頂までの間で、ここが一番の癒やしスポットだった。
ブナ林を過ぎると傾斜が次第にキツくなり、斜度30度くらいの踏み跡を黙々と直登していく。
栗の巨木から約1時間、傾斜が緩むと古い標識が現れた。
そして、立ちはだかる笹ヤブを突き進むと、平坦な伐採地になり、ここが仏の尾の山頂だった。
山頂は、北東側が少し切り開かれていて、播磨中央山脈の三川山から日本海方面が僅かに見えていた。
山頂の北側はブナ林で、少し色付いていた。
山頂で昼食休憩し、同じ道を下山。
くりの巨木とブナ林が印象的な、奥深さを感じさせる山だった。
この山をwebで調べると、無雪期のものは5年以上前の報告しかなく、その時はもう少し眺望があったようである。
そして、最近のものでは積雪時のものがあり、これを見ると素晴らしい眺望の山とのこと。
この山に次に来るとすれば、積雪期がいい。
my homepage
その山は扇ノ山の東側で氷ノ山の北にある山塊で、なだらかな山頂にかって寺院があったということから仏の尾1227mと呼ばれているらしい。
国道9号線を走って香美町村岡地区の和田信号から小代地区に入ると、山間の斜面に民家が張り付いた、但馬の中でも奥深い辺境の様相になっていく。
おじろスキー場前を通り、西側斜面を上って最上部の佐坊集落を抜けて悪路の林道を慎重に上って行くと、標高約700m辺りで「仏の尾登山口」と書かれた立派な標識が現れた。
当初は、もう少し上の登山口から周回する予定であったが、時間も押してきているのでここから往復することに変更して登り始める。
登山口標識から放置された林道を登っていくと、開墾地跡に行き着いた。
どうやらここで何か事業をするために林道が付けられたが、今は放置されてしまったようである。
開墾地跡からは何とか辿れる踏み跡を探しながら、途中茅や笹で阻まれると地図とGPSで確認しながら高度を上げていくという、半ば藪化した登山道を登っていく。
途中振り返ると、時々、鉢伏山や氷ノ山が木々の間から垣間見える。
道間違いしながら登り始めて1時間、標高約900m地点でくりの巨木が現れ、そこからしばらくブナの森になる。
山頂までの間で、ここが一番の癒やしスポットだった。
ブナ林を過ぎると傾斜が次第にキツくなり、斜度30度くらいの踏み跡を黙々と直登していく。
栗の巨木から約1時間、傾斜が緩むと古い標識が現れた。
そして、立ちはだかる笹ヤブを突き進むと、平坦な伐採地になり、ここが仏の尾の山頂だった。
山頂は、北東側が少し切り開かれていて、播磨中央山脈の三川山から日本海方面が僅かに見えていた。
山頂の北側はブナ林で、少し色付いていた。
山頂で昼食休憩し、同じ道を下山。
くりの巨木とブナ林が印象的な、奥深さを感じさせる山だった。
この山をwebで調べると、無雪期のものは5年以上前の報告しかなく、その時はもう少し眺望があったようである。
そして、最近のものでは積雪時のものがあり、これを見ると素晴らしい眺望の山とのこと。
この山に次に来るとすれば、積雪期がいい。
my homepage