2007年09月13日
石戸山
ようやく秋の兆しが訪れ、山も木陰に入ると涼しくなてきた。
暑い時は高御位山に登るのも、成井からの往復が精いっぱい。
2000m以上の山なら涼しいが、近くの山は暑くて行く気がしなかった。
ようやく他の山に登る気になってきた。
そこで、まだ登っていない手頃な山を探すと、丹波市山南町にある石戸山が散策気分で登れそうだ。
さっそく昨日行ってきた。
石戸山は標高549m。足利氏ゆかりの石龕寺(せきがんじ)境内に登山口がある。
石龕寺は山門の金剛力士像が国の重要文化財の真言宗の寺で、紅葉で名高い。
三方を山で囲まれた寺院は木々と調和して落ち着いた雰囲気だ。
寺院の中から登山道が始まるのはなかなかいい。
登山口は標高約200m位なので実質350m位の高低差。
奥の院は標高約400m位のところにあった。
20分ぐらいの尾根歩きで鉱山跡に到着。登山道は100mごとに案内表示があり迷うことがなかったが、鉱山跡の前が谷になっておりここで道が消えてしまった。10分周辺をうろうろ。ようやくここしかないと見定め、下りていくと谷を越える道が現れた。やれやれ。
登山口から1時間余りで石戸山頂上に到着。残念ながら眺望は出来ない。
30分ほど昼食休憩をとり、岩屋山を通って石龕寺への急な道を下りる。
岩屋山からは麓が眺望できたが、視野は狭い。
1時間弱で石龕寺境内へ到着。建物と自然が調和した素敵な境内だ。
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