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2007年10月24日

目からうろこのオスプレー

 ようやく気温が20度を切るようになり山登りに最適な季節になった。
 そして、いよいよ紅葉の季節。

 これからの季節、ウエアが分厚くなってくるので30Lのザックでは少し窮屈になる。40Lのザックに荷物を入れ替えるのがいいかなと取り出してきたら、少しくたびれているのに気づいた。買って5~6年でまだ十分使えるが、検討だけしてみようと40~60Lのザックをインターネットで検索していると、色々と出てくる。

 今使っているのは30Lも40Lもカリマー製。しっかりした作りでショルダベルト、ウエストベルトもしっかりした材質で気に入っている。というか、登山用ザックは有名メーカーならどこでも同じようなものと思い込んでいた。

 ところが、調べていくとメーカーによってポリシーが異なり、それによってまったく違うザックが出来上がっていることを知った。

 大まかな感じではカリマー、ミレーは伝統を重んじてザックの王道を進んでいるのに対し、グレゴリー、オスプレーはタウンユースやデイバックの感覚を生かそうとしているようだ。モンベルやドイターはその間というところか。

 というわけで、今のザックと全く違うザックを背負ってみたいという欲求に負けてしまい、オスプレーのザックを衝動買いしてしまった。

 オスプレー アトモス50   重量1380g

 「エアスピードサスペンションを採用した軽量トップローディングパック。バックパッキングや1~2泊程度のハイキングを快適に楽しめます。」
 「エアスピードサスペンション 
  中央部ジョイントで稼働するアルミフレームにより、高いフレキシビリティがありながらも、軽量化を実現しています。また、背面が大きく開いているため、不快な汗蒸れがおきにくい構造に なっています。」

     目からうろこのオスプレー

 とにかく軽い。このクラスでは2kgぐらいが普通だが、500g以上軽い。
 さっそく今日、試しに10kgの荷物を詰め込み高御位に登ってきた。

・カリマーでは10kg入れると肩と腰に荷がかかっているのがよくわかるが、このザックは背中全体で荷重を受け止めてくれ、荷が軽く感じる。
・書き込みでは、ショルダーベルトが薄いので10kg入れると肩に食い込んでくるとの感想があったがそんなことはなかった。
・アルミの骨組で背中とザック背面とに隙間がつくられており、風が吹いてくると背中を風が通り抜けて気持ちいい。
・背中とザックに隙間があるので、後ろに引っ張られるのではないかと思っていたがそんなことは全然なかった。
・書き込みに容量が表示より小さいような感想があったが、カリマーの40Lよりは大きく問題ない。
・素材は軽いが作りはしっかりしている。

目からうろこのオスプレー 目からうろこのオスプレー

 ということで、長時間の背負いではどうか分らないが、今日の試験使用ではなかなかのすぐれものだと感心した。
 テント泊にも使えるかと期待したが、そこまでは無理なようでもう10Lほど必要なようだ。

 日帰りハイクには少し大きいが、大は小を兼ねるでこれから春までこれをかついで行くつもりだ。
 


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 ザック (2007-07-13 18:33)

Posted by もーさん  at 22:25 │Comments(0)山の用具

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