2008年03月02日
雪の三室山
今日は山の仲間14人で兵庫県で氷ノ山に次ぐ高峰の三室山1358mの登って来た。
天気は良く、絶好の登山日和。
2ヶ月前からの計画で、本来なら残雪期とも言える時期だが、前日も雪が降った模様で天気予報ではまだ2~3日雪が降るようだ。
結果的に絶好のタイミングの登山となった。
朝7時に高砂を出発し、県道72号線を北上し道の駅千草を過ぎても雪景色は現れない。
エーガイヤ千草を過ぎたところでようやく路肩に雪が見え始めたと思う間もなく、民家が途切れたとたん雪の道。たちまちタイヤがスリップして立ち往生。
四苦八苦の後、渓流荘付近の路肩に駐車して登ることになった。
最初からアイゼンを着用し、10時に出発。
野外活動センター付近ですでに50センチ以上の雪道。
前途は多難の予感。
緩やかな登りの植樹林を過ぎて、少し急登の落葉樹林になると雪の中に足が膝まで入り込みなかなか進まない。
アイゼンの下にワカンを装着したらあまり入り込まなくなった。
これでなんとか登れそうだ。
再び植樹林になりジグザグの道を登っていくがなかなか捗らない。
標高1000mくらいまで登ったところで平坦な道になった。
時間はすでに12時。
時間的に頂上までは無理っぽい。
ここで昼食にし、あとは登れるところまで行こうということになった。
昼食を済ませ1時前に出発。
20分ほど登ったところでようやく西の方に視界が広がった。
ちぐさスキー場とその左に後山が綺麗に見える。
奇麗なセッピが現れた。
午後2時。ようやく大きな岩の所に辿り着いた。
高度計では標高1250mくらいだ。
あと30分ぐらいで頂上に行けそうだがそろそろタイムアウトの時間だ。
登頂を断念して滑るように下山。
それでも駐車場に着いたのは午後4時近くになっていた。
さすが県下第2の高峰で、雪道とはいえ3時間登っても頂上にたどり着けなかったが、心地よい疲労感に満たされた一日だった。