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2012年07月07日

平ヶ岳

 29日を休養日にして檜枝岐村を散策し、元気回復。
 夕方、26km車を走らせ、平ヶ岳登山口へ。

 いよいよこの旅の最後の山で、往復22km、歩行時間12時間の、日帰りの百名山で一番難しい秘境の山に登る時が来た。

 6月30日(土) 平ヶ岳2141m

 昨日の夕方は東京からの単独行の人と2台だけだったが、さすがに天気のいい土曜日とあって、夜目を覚ますと15台駐車できる駐車場は満車になっていた。

 まだ真っ暗な朝3時40分に出発するが、30分もすると明るくなってきた。

 標高838mの登山口から約2時間かけて急坂を登り、標高1610mの下台倉山まで上がると、あとは緩い道が続き、しばらくは燧ヶ岳を見ながらの気持ちのいい尾根歩きが楽しめる。

平ヶ岳 

 5時間20分歩いて、9時、ようやく池ノ岳に上がると、目の前に姫の池が広がり、その奥には平ヶ岳が控えていた。
 流した汗が報われた感動の瞬間だった。

平ヶ岳

平ヶ岳

 ワタスゲがよく咲いているなだらかな道を平ヶ岳山頂へ向かう。

平ヶ岳 

 30分歩いて山頂に到着したが、名前のとおり本当に平なところだった。

平ヶ岳

 つづいてこの山のシンボルの玉子石へ。
 確かにまん丸い石と台の石とは一体になっていて、自然に出来たとは思えない不思議な石だった。
 ここからの景色も素晴らしかった。

平ヶ岳

 登りは予定時間内に山頂へ到着し、さほど疲れも感じなかったが、下山するにつれて踏ん張りが効かなくなり、最後の急坂のヤセ尾根は足が痛んでソロリソロリ。
 本当に長大な尾根歩きだった。

平ヶ岳

 結局、姫の池から4時間で下山する予定が4時間30分かかり、駐車場に到着したのは16時30分になっていた。

 しかし、広々とした頂稜に池塘が散りばめられた山頂は、天空の楽園と言うにふさわしく、苦労したぶん余計に忘れがたいところになると思う。

 梅雨の中休みとは言え1週間も晴天が続き、想定以上の素晴らしい山旅を終えることが出来た。

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Posted by もーさん  at 22:37 │Comments(0)全国の山

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