2013年08月10日
剣岳
8月8日、IM君と剱岳に登ってきた。
剣岳は3年前にチャレンジしたものの、荒天に阻まれて登頂できなかった山である。
今度チャレンジするときは、しっかり天気を見定めて出発しようと考えていた。
7月上旬に近畿地方は梅雨明けしたと言うものの、東北地方には8月に入っても梅雨前線が停滞し、その狭間にある北アルプスの天気は一向に安定しない。
ようやく8月7日から晴天が続くとの予報が出たので、満を持して出発。
7日朝3時に高砂を出発し、8時半に立山駅に到着。
すぐにケーブルカーとバスを乗り継ぎ、10時半に標高約2400mの室堂に到着すると、茹だるような暑さの下界とは別天地の世界が広がっていた。
雷鳥平から剱御前小舎まで上がり、宿泊地の剣山荘を目指して剱沢を下るごとに、急峻な剣岳2999mの岩峰が次第に近付いてくる。
8日朝、5時過ぎに剣山荘前から東の空を見ると、赤く染まった五竜岳の右肩から待望のご来光!
5時50分:登頂開始。剣山荘裏からコバイケイソウが咲き誇る道を登っていく。
一服剱を越えた鞍部に咲くチングルマを見ながら前剱へ。
前剱までは急なガレ場の登りが続くが、ここまでは他の山と変わらない。
前剱を越えると、いよいよ手強そうな鎖場が現れる。平蔵の頭である。
歩いて行くと、足場はしっかりしているので問題なく通過。
続いて、いよいよカニのタテバイの岩壁が現れると、その下は渋滞中。
待ち時間20分ほどで順番が来た。
しっかりし鎖と、ホールドしやすい岩を辿って行くと、見掛けほどの高度感もなく、難なく通過。
2時間40分で、大勢の人で賑わう山頂に到着。
湧いてきたガスは晴れたものの、周辺は雲で覆われていた。
下山での難所、カニのヨコバイも思っていたより足場はしっかりしていて、呆気無く通過できた。
平蔵の頭への登り返しは、写真に撮れば見応え抜群だが、実際は傾斜が緩いので余裕で登れる。
途中からガスに覆われて眺望はあまり良くなかったが、次第に晴れてくると目の前に立山が大きく聳えていた。
剣岳から見る立山はなかなか雄大である。
下りは、2時間20分で剣山荘に到着。
山頂での眺望が得られなかったのが残念だが、ようやく念願の岩峰に登ることが出来、達成感の中で剣山荘前のテラスでゆっくりと昼食時間を過ごしてから、次の目的地である立山へ向かった。
my homepage
剣岳は3年前にチャレンジしたものの、荒天に阻まれて登頂できなかった山である。
今度チャレンジするときは、しっかり天気を見定めて出発しようと考えていた。
7月上旬に近畿地方は梅雨明けしたと言うものの、東北地方には8月に入っても梅雨前線が停滞し、その狭間にある北アルプスの天気は一向に安定しない。
ようやく8月7日から晴天が続くとの予報が出たので、満を持して出発。
7日朝3時に高砂を出発し、8時半に立山駅に到着。
すぐにケーブルカーとバスを乗り継ぎ、10時半に標高約2400mの室堂に到着すると、茹だるような暑さの下界とは別天地の世界が広がっていた。
雷鳥平から剱御前小舎まで上がり、宿泊地の剣山荘を目指して剱沢を下るごとに、急峻な剣岳2999mの岩峰が次第に近付いてくる。
8日朝、5時過ぎに剣山荘前から東の空を見ると、赤く染まった五竜岳の右肩から待望のご来光!
5時50分:登頂開始。剣山荘裏からコバイケイソウが咲き誇る道を登っていく。
一服剱を越えた鞍部に咲くチングルマを見ながら前剱へ。
前剱までは急なガレ場の登りが続くが、ここまでは他の山と変わらない。
前剱を越えると、いよいよ手強そうな鎖場が現れる。平蔵の頭である。
歩いて行くと、足場はしっかりしているので問題なく通過。
続いて、いよいよカニのタテバイの岩壁が現れると、その下は渋滞中。
待ち時間20分ほどで順番が来た。
しっかりし鎖と、ホールドしやすい岩を辿って行くと、見掛けほどの高度感もなく、難なく通過。
2時間40分で、大勢の人で賑わう山頂に到着。
湧いてきたガスは晴れたものの、周辺は雲で覆われていた。
下山での難所、カニのヨコバイも思っていたより足場はしっかりしていて、呆気無く通過できた。
平蔵の頭への登り返しは、写真に撮れば見応え抜群だが、実際は傾斜が緩いので余裕で登れる。
途中からガスに覆われて眺望はあまり良くなかったが、次第に晴れてくると目の前に立山が大きく聳えていた。
剣岳から見る立山はなかなか雄大である。
下りは、2時間20分で剣山荘に到着。
山頂での眺望が得られなかったのが残念だが、ようやく念願の岩峰に登ることが出来、達成感の中で剣山荘前のテラスでゆっくりと昼食時間を過ごしてから、次の目的地である立山へ向かった。
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