2008年04月15日
千町ケ峰
今日は千町ケ峰1141mに登って来た。
天気は快晴。
諸般の事情で1か月近く行けなかったので、久しぶりの山歩きだ。
この山は昨年12月に挑戦して頂上を踏めなかった。
地図やガイドブックにない林道ができていて、登山道を見失ったためだ。
8時前に家を出発し、姫路バイパスから国道9号線を北上。
予定通り9時半に千町のこぶしの村キャンプ場前に到着した。
標高は約600mだ。
準備を済ませ9時50分に出発。
こぶしの村キャンプ場を通り抜け、沢を渡り植樹帯の林道に出る。
林道を進んでいくと沢筋になった。
地図やガイドブックでは沢の手前を登っていくはずだが・・・・。
立ち止まって探すが道らしきところが見つからない。
よく見ると林道わきの何本かの小さな木に赤や黄色のテープが巻かれている。
その前方に目をやると上の方の木にも黄色いテープが見える。
ここだ!
登山道が林道に分断され、1m以上の段差が出来てしまっていて、うかうか歩いていると通り過ぎてしまうわけだ。
段差をヨッコラショと上がり、テープを追いながら登り始めるとすぐに植樹帯の道になった。
落ち葉や枝で踏み跡がわかりにくいが黄色や赤のテープをたどっていける。
約1時間でようやく植樹林が終わり明るくなった。
高度計では標高1030mだ。
11時10分、「頂上へ10分」の地点に到着。
右手にある「弘法の池」は予想以上に小さかった。
10分ほどアセビの道を進むと頂上に到着。
今まで展望がほとんどなかったのに一挙に視界が広がった。
狭い頂上には先着者が2人、それぞれ単独行らしく別々に食事中だった。
空は雲ひとつなく晴れ渡っている。
北西に雪に覆われた氷ノ山が意外と近くに見える。
暖かい日差しの中で弁当を広げた後、しばらく景色を楽しんだ。
12時30分、下山は先行者と同じく稜線を東に向い、無線小屋を通って上千町への林道を降りていった。
千町に下りてきて見上げると、落葉樹の中に咲いているこぶしの花が白く輝いていた。
この山では春を感じる草木とあまり出会わなかっただけに印象深い。
14時、駐車地点に帰着した。
今日の向山連山はなかなか良かったですよ。
ヒカゲツツジは満開でした。
4月29日は那岐山登山大会です。