2007年06月05日
石鎚山と剣山
石鎚山は1982mの西日本で一番高い山で、剣山は1955mでそれに続く。ともに日本100名山に選ばれ人気の山だ。この週末、天気も大丈夫そうだったので一晩オートキャンプ場に泊り、両山を踏破してきた。
標高はほとんど変わらないのに全く正反対の山だった。
剣山は、約1400m地点の登山口からよく整備された緩やかな道を散策気分で登って行けば、およそ1時間余りで頂上に着いてしまった。高御位山に登るより疲れない。しかし、1800mくらいからは高木がほとんどないクマ笹の世界で、この日は曇り空のせいもあったが頂上は強風でガスの中、気温3度というのはやはり高山である。
一方、石鎚山は、登山口はロープウエイを下りた約1200mのところで高低差は剣山と200mほどしか変わらないが、鎖場や急登が続き登頂に約3時間もかかる険しい山だった。試しの鎖を含め4つある鎖場は、予想を超える厳しさで、頂上に着いた時はくたくたになってしまった。しかし、晴天のおかげもあり、眺望は最高だった。こんなに素晴らしい景色は北アルプス穂高の涸沢の景色以来だ。弥山からの天狗岳も天狗岳からの弥山も写真で見たとおりだった。
日本の豊かな自然と四季のある気候はヒマラヤ山脈のおかげだが、瀬戸内の穏やかな気候は四国の山々のおかげである。いつもはあまり意識しないが、今回の登山でこのことを改めて実感してきた。
石鎚山
石鎚山頂上・弥山からの天狗岳
石鎚山頂上・天狗岳からの弥山
写真右下の青い建物から第3の鎖をよじ登ると弥山頂上
弥山からの眺望
地図はこちら
剣山
剣山の登山道は快適だった
剣山の頂上はガスのため視界不良
地図はこちら
標高はほとんど変わらないのに全く正反対の山だった。
剣山は、約1400m地点の登山口からよく整備された緩やかな道を散策気分で登って行けば、およそ1時間余りで頂上に着いてしまった。高御位山に登るより疲れない。しかし、1800mくらいからは高木がほとんどないクマ笹の世界で、この日は曇り空のせいもあったが頂上は強風でガスの中、気温3度というのはやはり高山である。
一方、石鎚山は、登山口はロープウエイを下りた約1200mのところで高低差は剣山と200mほどしか変わらないが、鎖場や急登が続き登頂に約3時間もかかる険しい山だった。試しの鎖を含め4つある鎖場は、予想を超える厳しさで、頂上に着いた時はくたくたになってしまった。しかし、晴天のおかげもあり、眺望は最高だった。こんなに素晴らしい景色は北アルプス穂高の涸沢の景色以来だ。弥山からの天狗岳も天狗岳からの弥山も写真で見たとおりだった。
日本の豊かな自然と四季のある気候はヒマラヤ山脈のおかげだが、瀬戸内の穏やかな気候は四国の山々のおかげである。いつもはあまり意識しないが、今回の登山でこのことを改めて実感してきた。
石鎚山
石鎚山頂上・弥山からの天狗岳
石鎚山頂上・天狗岳からの弥山
写真右下の青い建物から第3の鎖をよじ登ると弥山頂上
弥山からの眺望
地図はこちら
剣山
剣山の登山道は快適だった
剣山の頂上はガスのため視界不良
地図はこちら
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。