2008年07月02日
七種山-七種槍縦走
七種山
今月始めに九州の山廻りをして以降、高御位山しか行っていない。梅雨の晴れ間は今日までのようなので、以前から考えていた七種山683mと七種槍577mの縦走登山を決行した。
本やHPを見ていると七種薬師を含めた3山縦走が面白いようだが8時間ほどかかり、コースも分かりにくいようなのでとりあえずこの2つを行ってみることにした。
七種山だけは登山を始めてすぐ、2000年の10月に登っている。
当時はまずは700m前後の山から登ろうと行ったのだが、思いのほかきつい登りに頂上手前で足が上がらなかった記憶がある。
あれから8年たっているのでかなり強くなっているはずだ。
しかし、やっぱりきつかった。
山は標高ではない。
2山を縦走するには福崎町野外活動センターの駐車場に駐車するのがいいようなのでここを目ざした。
到着すると「センター利用者以外の駐車厳禁」の立札。
やむなく近くの空き地に駐車して、8時50分に出発した。標高は約150m。
緩やかな林道を2kmほど登っていくと、七種神社の山門に到着。
山門から10分ほど歩くと虹ケ滝。続いて八龍滝。
そして、落差72mの七種滝が現れる。
前に来た時は10月でチョロチョロだったが、さすがに今日はそこそこの水量がある。
しかし、思っていたよりは少なかった。
七種滝の横に建てられている七種神社を過ぎると急登が始まる。
10時30分:ようやく標高約650mの展望岩に到着。
東側に次に目指す七種槍が見えた。
展望岩から10分ほどで頂上に到着。
続いて七種槍へ向かう。
いきなり急な下りが続き、いっきに標高370mまで降下。
視界が開けたところで昼食をとり、高低差約200mを登り返す。
またきつい登りを覚悟したが思ったよりきつくなく、13時に七種槍頂上に到着。
展望がない狭い頂上なので10分ほど休憩してすぐに帰路へ。
けつまずくと転落しそうな岩尾根のアップダウンが1時間半ほど続く。
雨の日や濡れている時はかなり時間を食いそうだ。
しかし、見晴らしはいい。
送電線鉄塔を過ぎて、高低差200mほど、高御位の長尾ルートよりきつい急坂を下りると野外活動センターの裏に下山。
時間は3時10分になっていた。
1時間半以上休憩したとはいえ、6時間を超える山登りだった。
これに薬師を加えると8時間を超えそうだ。
夏の3山縦走は無理だと思った。