2008年03月22日
諭鶴羽山と常隆寺山
今日は友人と4人で淡路の兵庫50山、諭鶴羽山608mと常隆寺山515mに登って来た。
大勢で行けば交通費が節減出来るが、うまく今日は日程が合い、しかも天気は快晴。
朝7時半に高砂を出発し、淡路鳴門自動車道を洲本で降りて、予定通り9時前に南あわじ市の諭鶴羽ダム手前の駐車場に到着。標高は約180m。
9時から登り始めた。
諭鶴羽ダムの右手の階段を上り、杉林を抜けるとなだらかな照葉樹林の道が続く。
諭鶴羽神社の参道のためか、登山道というよりは散策道と言うのががふさわしいよく整備された快適な道だ。
この周辺は県下一のアカガシの群落地ということでアカガシ林が延々と続くが、時折現れる椿の赤い花も目を引く。
雑談しながら散策気分で登って行ったが1時間半で頂上に到着。
木々の間から南の海が展望は出来たが、春霞の中だった。
下山途中で昼食を済ませ、次の目的地である常隆寺山へ向かう。
この山は別の登山道もあるらしいが、舗装された道が頂上手前の常隆寺まで通じている。
ネットのHPでも簡便登山の記事が多い。
頂上の展望も良くないらしく、むしろ1200年前、桓武帝の時代に開かれた真言宗の古刹常隆寺の方が雰囲気があるようなので、我々も簡便登山に決定した。
13時半、常隆寺に到着。
お寺を鑑賞し境内左手から上にあがると大木が目に飛び込んできた。
お寺の84歳の元気なおばあちゃんによるとスダジイの古木らしい。
歩いて10分で頂上に到着。
木々の間から少しだけ展望出来たが見通しは良くなかった。
北の山には来ていない春が南の山には来ていた。
2008年03月15日
残雪の後山
今日は天気がいい。
残雪があり、そんなに苦労せず登れそうな山は?と考え、船木山1334mから後山1345mへ登るのなら行けそうに思った。
去年の今頃グループで船木山から駒の尾山に登ったが、そんなにきつくはなかった。
今年は雪が多いが無雪期なら1時間半のコースだ。
なんとか行けるだろう、と出発した。
朝7時半に出発しコンビニ弁当を仕入れ地道を通って行ったが、9時20分には後山キャンプ場手前1km地点に到着。高度計での標高は約600mだ。
ここからは路上に残雪があるので路肩に駐車し、9時45分に登り始めた。
登山道に入るといきなり50センチ位の雪道。
雨のせいかゆるゆるでズボズボと足が入り込む。
13時40分:ついに縦走路に到着。
そこでスノーシューを履いた兄ちゃんと出会った。
どうやら先に1台駐車していた人のようだ。
聞くと駒の尾山から登り、後山まで行ってきたとのこと。
元気者だ。
縦走路に出るといっきに視界が開けた。雲一つない青空に真白な尾根が続く。
去年来た時にはクマ笹の道だったが今日は何もない。真っ白だ。
後山頂上のブルーシートに包まれた祠が見えてきた。
14時15分:後山頂上に到着。
北側に三室山と氷ノ山が綺麗に見える。
山の日暮れは早いので、あまりゆっくりとしておれない。
14時35分:下山開始。
スノーシューの大きな足跡をたどっていく。
15時20分:下山の目途がついたので沢筋に入る手前で昼食。
味噌汁がうまい!
16時30分:登山口に到着。やれやれ。
16時50分:駐車地点に到着。
深山の春はもう少し先のようだ。
2008年03月09日
青倉山
天気がいいので、まだ登っていない兵庫50山を登ろうと思った。
朝来市の青倉山811mにはまだ登っていない。
ガイドブックによると、無雪期なら中腹の青倉神社の所まで車で登れ、そこから頂上まで1時間もかからないらしい。
今は多少雪が残っているとしても何とか登れそうに思った。
国道312号の伊由市場信号を右折。
しばらく進むと「青倉神社右折」の道標が出てきたが、「除雪していないので通れません」との表示。
312号を少しもどると、多々良木ダムへの表示に並んで青倉神社の表示が目に入った。
こちらからなら行けるかもしれないと多々良木ダムの方へ入って行った。
多々良木湖を過ぎたあたりに「左青倉神社」の表示が出てきた。
しかし「除雪していないので通行禁止」の表示も・・・・
時間は11時になっていた。
高度計では標高270m。
せっかく来たので行けるところまで行こうと決めた。
11時20分出発。
林道を歩き始めるとすぐ20センチくらいの雪道になった。
アイゼンとワカンを装着して進んでいく。
12時:青倉神社の標識。高度計では標高450m。
ここから林道をはずれて、神社参道に入った。
12時50分:青倉神社の鳥居に到着。
青倉神社は雪に閉ざされている。
登山道は正面の階段途中を右に折れて進んでいく。
ようやく登山道らしくなってきた。
落葉樹林が雪に映えている。
沢を右に横切ったら急登の道だ。
右の斜面が登山道だがアイゼンが雪で滑ってしまい登れない。
無理をすることはないのでここで引き返すことにした。
高度計では標高650mだ。
時間は13時20分。
雪道は楽に下れる。
それでも駐車地点に着いたら15時近くになっていた。
帰りに生野高原C.C前の段ケ峰登山口に寄ってみたら車が4台停まっていた。
ちょうど3人の登山者が林道を戻ってくるのも見えた。
2008年03月02日
雪の三室山
今日は山の仲間14人で兵庫県で氷ノ山に次ぐ高峰の三室山1358mの登って来た。
天気は良く、絶好の登山日和。
2ヶ月前からの計画で、本来なら残雪期とも言える時期だが、前日も雪が降った模様で天気予報ではまだ2~3日雪が降るようだ。
結果的に絶好のタイミングの登山となった。
朝7時に高砂を出発し、県道72号線を北上し道の駅千草を過ぎても雪景色は現れない。
エーガイヤ千草を過ぎたところでようやく路肩に雪が見え始めたと思う間もなく、民家が途切れたとたん雪の道。たちまちタイヤがスリップして立ち往生。
四苦八苦の後、渓流荘付近の路肩に駐車して登ることになった。
最初からアイゼンを着用し、10時に出発。
野外活動センター付近ですでに50センチ以上の雪道。
前途は多難の予感。
緩やかな登りの植樹林を過ぎて、少し急登の落葉樹林になると雪の中に足が膝まで入り込みなかなか進まない。
アイゼンの下にワカンを装着したらあまり入り込まなくなった。
これでなんとか登れそうだ。
再び植樹林になりジグザグの道を登っていくがなかなか捗らない。
標高1000mくらいまで登ったところで平坦な道になった。
時間はすでに12時。
時間的に頂上までは無理っぽい。
ここで昼食にし、あとは登れるところまで行こうということになった。
昼食を済ませ1時前に出発。
20分ほど登ったところでようやく西の方に視界が広がった。
ちぐさスキー場とその左に後山が綺麗に見える。
奇麗なセッピが現れた。
午後2時。ようやく大きな岩の所に辿り着いた。
高度計では標高1250mくらいだ。
あと30分ぐらいで頂上に行けそうだがそろそろタイムアウトの時間だ。
登頂を断念して滑るように下山。
それでも駐車場に着いたのは午後4時近くになっていた。
さすが県下第2の高峰で、雪道とはいえ3時間登っても頂上にたどり着けなかったが、心地よい疲労感に満たされた一日だった。