2023年02月17日
ガメラ岩からライオン岩へ 高御位山バリルートを探査
30か所以上の登山口がある高御位山でも、ほとんど歩かれていないバリエーションルートがあります。
今回歩いたルートは、今のところは、ルートというよりも”歩けるところ”というレベルですが、歩くと結構刺激的で面白い。
私はこのルートを、ガメラ岩ルートとライオン岩ルートと呼んでいます。
ヤマレコやヤマップを見ていると、時折このルートを歩いたレコがあるので、私の山仲間にも紹介しようと先日、3人の仲間を連れて行きました。
ガメラ岩は、阿弥陀町長尾の但馬の守集落奥の灌木帯にある大岩のことで、6m×6m×4mの大岩で推定重量は360トン。
過ってこの辺りは放牧地で、大岩の上で放牧した牛の番をしていたとの伝承があるようです。
この大岩の形が怪獣ガメラに似ていることから、どなたかが最近「ガメラ岩」の標識を立てて、よく見えるように周囲の竹林を整備されています。


この大岩は、鎮座している背後の岩壁が剥がれ落ちてきた岩で、地元では但馬の守大岩と呼ばれているようです。

崩落跡の岩壁写真は、2019年春に私が真下に回り込んで写したものです。
すっぱりと切れ落ちているのが分かります。

したがって、この大岩から、崩落跡の岩壁まで登って尾根に出ると興味深いルートになると思いますが、岩壁に取り付くまでに通る、火災後に植えられた植樹林内のルート取りが分かりにくいのが難点です。
もう一つのライオン岩ルートも阿弥陀町長尾からで、高御位山神社横から登っていきます。
今回は上から下ってきましたが、やはり下から登る方が安全で面白いです。



上から見ても何処がライオンか判りませんが、下から見るとなるほどと納得できます。

興味のある方は、私のHPかyamarecoを見てください。

my homepage
yamareco
今回歩いたルートは、今のところは、ルートというよりも”歩けるところ”というレベルですが、歩くと結構刺激的で面白い。
私はこのルートを、ガメラ岩ルートとライオン岩ルートと呼んでいます。
ヤマレコやヤマップを見ていると、時折このルートを歩いたレコがあるので、私の山仲間にも紹介しようと先日、3人の仲間を連れて行きました。
ガメラ岩は、阿弥陀町長尾の但馬の守集落奥の灌木帯にある大岩のことで、6m×6m×4mの大岩で推定重量は360トン。
過ってこの辺りは放牧地で、大岩の上で放牧した牛の番をしていたとの伝承があるようです。
この大岩の形が怪獣ガメラに似ていることから、どなたかが最近「ガメラ岩」の標識を立てて、よく見えるように周囲の竹林を整備されています。
この大岩は、鎮座している背後の岩壁が剥がれ落ちてきた岩で、地元では但馬の守大岩と呼ばれているようです。

崩落跡の岩壁写真は、2019年春に私が真下に回り込んで写したものです。
すっぱりと切れ落ちているのが分かります。
したがって、この大岩から、崩落跡の岩壁まで登って尾根に出ると興味深いルートになると思いますが、岩壁に取り付くまでに通る、火災後に植えられた植樹林内のルート取りが分かりにくいのが難点です。
もう一つのライオン岩ルートも阿弥陀町長尾からで、高御位山神社横から登っていきます。
今回は上から下ってきましたが、やはり下から登る方が安全で面白いです。
上から見ても何処がライオンか判りませんが、下から見るとなるほどと納得できます。
興味のある方は、私のHPかyamarecoを見てください。

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2023年01月24日
桶居山 ヤブ化した直登ルートを登る
22日(日)に、山仲間5人で桶居山247mに、直登ルートで登ってきた。
熊瀧大明神裏から登るこのルートは、12年前に登ったことがあり、当時の記録では20分で登っている。
しかし、ヤマレコやヤマップを見てもここから登ったレコが見当たらないので、ヤブ化しているのではないかと懸念ていたら、思ったとおりだった。
熊瀧大明神の裏に行って取付き点を探し回っても、笹薮と灌木に覆われては入り口が見つからない。
やむなく記憶を頼りに、笹薮の薄いところをかき分けて踏み込んでいく。

5人のメンバーが左右に分かれ、ルートを探しながら登っていく。
しばらくすると「黄色いペンキ跡を発見」の声が上がる。
安堵して、そちらに合流。

このようなことを何度か繰り返し、笹薮に潜む茨を避けるのに手間取りながら登っていく。
次第に傾斜が増していき、45度を超えるようになると岩が壁になって立ちふさがりはじめる。
岩壁は、手掛かりや足掛かりがあるときは攀じ登り、見当たらなければ迂回して登れるところを探して登っていく。


悪戦苦闘しながら、約1時間で三等三角点のある桶居山山頂に到着。
予想よりヤブ化していて手間取ったものの、プチ冒険で掻いた汗が気持ちよかった。

山頂からは鷹ノ巣山264mへ縦走。

前方に姫路市街地を見ながら別所奥山215mへ。

姫路城をアップ。

振り返ると、鷹ノ巣山から主峰高御位山304mまでの山並みが見渡せた。

そして、北宿山209mへ下り、駐車した別所中池へ下山した。
歩行距離:7,5㎞ 歩行時間4時間50分
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熊瀧大明神裏から登るこのルートは、12年前に登ったことがあり、当時の記録では20分で登っている。
しかし、ヤマレコやヤマップを見てもここから登ったレコが見当たらないので、ヤブ化しているのではないかと懸念ていたら、思ったとおりだった。
熊瀧大明神の裏に行って取付き点を探し回っても、笹薮と灌木に覆われては入り口が見つからない。
やむなく記憶を頼りに、笹薮の薄いところをかき分けて踏み込んでいく。
5人のメンバーが左右に分かれ、ルートを探しながら登っていく。
しばらくすると「黄色いペンキ跡を発見」の声が上がる。
安堵して、そちらに合流。
このようなことを何度か繰り返し、笹薮に潜む茨を避けるのに手間取りながら登っていく。
次第に傾斜が増していき、45度を超えるようになると岩が壁になって立ちふさがりはじめる。
岩壁は、手掛かりや足掛かりがあるときは攀じ登り、見当たらなければ迂回して登れるところを探して登っていく。
悪戦苦闘しながら、約1時間で三等三角点のある桶居山山頂に到着。
予想よりヤブ化していて手間取ったものの、プチ冒険で掻いた汗が気持ちよかった。
山頂からは鷹ノ巣山264mへ縦走。
前方に姫路市街地を見ながら別所奥山215mへ。
姫路城をアップ。
振り返ると、鷹ノ巣山から主峰高御位山304mまでの山並みが見渡せた。
そして、北宿山209mへ下り、駐車した別所中池へ下山した。
歩行距離:7,5㎞ 歩行時間4時間50分
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2021年06月01日
高御位山のササユリ見頃
昨日、ササユリを見に成井から高御位山に登ってきた。
例年より早く、ちょうど見頃だった。
まだ蕾もあるので、もう暫くは楽しめそうだ。








例年より早く、ちょうど見頃だった。
まだ蕾もあるので、もう暫くは楽しめそうだ。






2021年03月30日
高御位山:松の木谷中尾根新ルートを歩く
高御位山の松の木谷中尾根に新ルートが出来たと聞いたので歩いてきた。
まず、成井登山口から千込め谷を経由して入住池(上の池)を目指す。

入住池からは踏み跡が薄くなるが、高低差の少ない谷筋を歩いて松の木谷池を目指す。
約1時間で松の木谷池手前の取り付き点に到着し、尾根に取り付く。

標高差約80mの登り切ると、そこは360度山に囲まれた展望台。
正面には高御位山山頂への山並みが連なる。

その左手には、高御位山北尾根ルートがゴジラの背へと続く。

右手には松の木谷尾根と、その向こうには桶居山が頭を見せている。

そして、振り返ると水を蓄えた松の木谷池と、その奥に高山の稜線が広がる。

この尾根は、高御位山北側にある3つの尾根の中央の尾根なので、一番山深さを感じることができるのがいい。
標高約180m前後の稜線をしばらく歩き、高低差約80mの長尾奥山への登りはシダやササ藪を切り開いたプチ藪道になる。

右手に鷹ノ巣山が見えてきたら主尾根の縦走路に出合う。

尾根に取り付いてから縦走路出合まで約1時間。
あとは高御位山山頂まで約20分の快適な尾根歩き。

最近はコロナ禍で高御位山も賑わっているが、北尾根に踏み入れると静かな山歩きが楽しめる。
静かなルートのバリエーションが一つ増えたのが嬉しい。

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yamareco
まず、成井登山口から千込め谷を経由して入住池(上の池)を目指す。
入住池からは踏み跡が薄くなるが、高低差の少ない谷筋を歩いて松の木谷池を目指す。
約1時間で松の木谷池手前の取り付き点に到着し、尾根に取り付く。
標高差約80mの登り切ると、そこは360度山に囲まれた展望台。
正面には高御位山山頂への山並みが連なる。
その左手には、高御位山北尾根ルートがゴジラの背へと続く。
右手には松の木谷尾根と、その向こうには桶居山が頭を見せている。
そして、振り返ると水を蓄えた松の木谷池と、その奥に高山の稜線が広がる。
この尾根は、高御位山北側にある3つの尾根の中央の尾根なので、一番山深さを感じることができるのがいい。
標高約180m前後の稜線をしばらく歩き、高低差約80mの長尾奥山への登りはシダやササ藪を切り開いたプチ藪道になる。
右手に鷹ノ巣山が見えてきたら主尾根の縦走路に出合う。
尾根に取り付いてから縦走路出合まで約1時間。
あとは高御位山山頂まで約20分の快適な尾根歩き。
最近はコロナ禍で高御位山も賑わっているが、北尾根に踏み入れると静かな山歩きが楽しめる。
静かなルートのバリエーションが一つ増えたのが嬉しい。

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2021年03月29日
鷹ノ巣山直登ルートを登り、但馬守大岩に下る
最近、高御位山に新ルートが次々と開かれている。
その一つである鷹ノ巣山直登ルートを登ってきた。
鹿嶋神社駐車場から馬の背登山口前を通り過ぎ、遊歩道を歩いて鷹ノ巣山直下まで行き、登れそうな岩場に取り付く。
斜度は35度くらいでフリクションが効いているので滑る心配はない。

そして、白いペンキが丸くスプレーされているところを進んでいくと安全に登れる。

取り付いて30分くらいで標高約230m地点の岩壁上に到着。

岩頭部で一休みしながら登ってきたルートを見下ろすと気持ちいい!

小休止後、ひと登りで4等三角点のある鷹ノ巣山264mに到着。

鷹ノ巣山から約1時間、縦走尾根をアップダウンしながら歩いて高御位山304mまで行き、帰路は但馬守大岩のところに下る。
下山路は大岩が崩落した岩壁を下る。

崩落岩壁を下から見る。


但馬守大岩(ガメラ岩)。約6m✕6m✕4m 約360t
こんな大きい岩塊が落ちてきたんだ!

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その一つである鷹ノ巣山直登ルートを登ってきた。
鹿嶋神社駐車場から馬の背登山口前を通り過ぎ、遊歩道を歩いて鷹ノ巣山直下まで行き、登れそうな岩場に取り付く。
斜度は35度くらいでフリクションが効いているので滑る心配はない。
そして、白いペンキが丸くスプレーされているところを進んでいくと安全に登れる。
取り付いて30分くらいで標高約230m地点の岩壁上に到着。
岩頭部で一休みしながら登ってきたルートを見下ろすと気持ちいい!
小休止後、ひと登りで4等三角点のある鷹ノ巣山264mに到着。
鷹ノ巣山から約1時間、縦走尾根をアップダウンしながら歩いて高御位山304mまで行き、帰路は但馬守大岩のところに下る。
下山路は大岩が崩落した岩壁を下る。
崩落岩壁を下から見る。
但馬守大岩(ガメラ岩)。約6m✕6m✕4m 約360t
こんな大きい岩塊が落ちてきたんだ!
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