2008年06月10日
笹ユリ
今日の神戸新聞に、8日に行われた高御位山の笹ユリ祭りの記事が出ていた。
5月下旬から何回か、笹ユリが多く咲いている成井登山口のけもの道コースと一般参道コースを登ったが、今日も登ってみた。
一般参道をゆっくりと登っていくとピンク色の笹ユリが頂上までに20輪ほど咲いていた。
大きな花をつけている株が多く、2輪つけている株もかなりあり、3輪のものもあった。
下山はけもの道を降りた。こちらの方が多く30輪ほど咲いていた。
4日前より多く咲いており今がピークのようだ。
登っている途中、目の前に薄紅色の花が現れると優しい雰囲気が漂う。
2008年06月09日
九州への山旅
7泊8日で九州への山旅に行ってきた。
行き帰りのフェリーでの2泊以外はすべて登山口で車中泊。
今までで一番長い山旅だが、セダン車でも後部座席を倒し床にベニヤ板を敷きフラットにして寝袋に潜り込んだら快適に眠れる。
しかし駐車場では自炊はできず、ほとんどコンビニ弁当やにぎりめしの食事になるのでこれ以上の長期はつらくなる。
ちょうど程よい期間だった。
5月30日(金)17時55分 大阪南港発鹿児島県志布志港行きフェリーで出発
5月31日(土)9時 志布志港到着
開聞岳924m
5月31日(土)12時40分 標高約120mの開聞山麓ふれあい公園駐車場に到着
志布志港から開聞岳まで150kmあり、東九州自動車道-九州自動車道-指宿スカイラインと有料道路を走ったが、3時間近くかかってしまったのは誤算だった。
13時:駐車場を出発
階段を降りると芝生広場があり、開聞岳が綺麗に見える
13時10分:2合目登山口

14寺30分:7合目
ここまでは緩やかな登りだが照葉樹林の道で暗く展望のない道が続く。

7合目を過ぎてようやく東に展望が開けた。霞んでいたが長崎鼻がどうにか見える。

15時10分:9合目。北に展望が開けるが、霞んで良く見えない。

15時30分:頂上に到着。頂上には10人ほどの登山者がいた。

晴れていれば素晴らしいはずだが、残念ながら近くしか展望できなかった。
16時:下りは同じらせん状の道を引き返し、約1時間半で駐車場に到着した。
7合目ぐらいで最後の登山者とすれ違ったが、下山は7時頃か?
しかし、この山は一本道で迷うことはないのでヘッドライトがあれば何とかなるだらろう。
高千穂峰1574m
6月1日(日)6時20分:駐車場で車中泊をして出発
駐車場から見えるのは御鉢の所でその奥の高千穂峰頂上は見えない。

ミヤマキリシマの群生地を右手に見ながら滑りやすいガレ場を登っていく。

見下ろすと広大な樹林が広がっている。

7時20分:御鉢に到着。標高は約1400m。
御鉢周りの展望は素晴らしい。火口の縁にもミヤマキリシマが咲いていた。


御鉢から少し下ってから頂上に登っていく。
7時40分:頂上に到着
頂上はガスっていて、強風で寒いので早々に下山した。
韓国岳1700m
10時:えびのビジターセンタ駐車場に到着。標高は約1200m。
登って見てわかったが、低い所が火口で頂上は右手のピークの奥にあり登山口からは見えない。

高千穂峰より傾斜は緩やかだが石ころだらけで歩きにくい。展望は終始良好。
11時10分:5合目に到着。駐車場から見えたピークはこのあたりのようだ。

11時50分:人でいっぱいの頂上に到着。

下から見えたのはこの部分のようだ。

13時30分:大浪池の方から下山
少ないながらミヤマキリシマは良く咲いている。

大浪池はきれいだった。この池の周りを周回している人も沢山いた。地元の人には絶好のハイキングコースのようだ。

14時:えびの高原に到着。修学旅行らしい観光バスが何台も止まっていた。韓国岳をバックに記念写真を写している。40年ほど前に同じことをしたのだろうが記憶にない。
阿蘇山1592m
6月1日(日)21時30分:仙酔峡駐車場に到着
6月2日(月)朝から雨。周辺観光に切り替えた。
6月3日(火)8時10分:前日からの雨が何とか上がったので仙酔峡駐車場を出発。
仙酔峡はミヤマキリシマの群生地だが標高が900mくらいなのですでに花は終わっていた。

仙酔尾根は標高差約600mのガレ場の単調な登りで「馬鹿尾根」と呼ばれているらしい。
この日は雨上がりの雲の中で景色が全く見えないので足元だけを見ながらひたすら登るだけ。
しかし気を抜けないので馬鹿にはなれない。

振り返ると仙酔峡駐車場とその向こうに白い仏舎利塔が見える。

10時:阿蘇山最高峰の高岳に到着

10時20分:尾根を下っていくと20分ほどで中岳に到着。

時折雲が風に流され景色が見える。煙を噴き上げている噴火口が見え始めた。
索莫とした風景が広がっている。

ロープウエイに沿った整備された道を下山し、11時50分に駐車場に到着。

街に降りて振り返るとちょうど仙酔峡付近が良く見えたが、頂上は相変わらず雲の中だった。
祖母山1756m
6月3日(火)18時:北谷登山口に到着。標高は約1100m。
五ケ所小学校を過ぎて登山口への道は未舗装が多い悪路だがセダン車でも腹を擦ることはなかった。
先着者が1台あり、大阪のご夫婦で2週間前から九州の山めくりをしていると言う。
ワンボックス車にソーラーパネルを積んで自家発電。
食事はすべて自炊で家にいるより経費はかからないと言う。
野菜やトマトを御馳走になった。
6月4日(水)6時20分:千間平コースから登る

どこにでもある緩やかな傾斜の登山道をひたすら登っていく。
雨のあとでぬかるんでいるのでよく滑る。
眺望できるところは頂上までの間に1か所しかなく、大した景色でもなかった。
8時30分:頂上に到着
誰もいない。雲に覆われて景色は見えない。風が強く寒い。

9時:風穴コースから下山
少し降りたところから振り返ると頂上のシルエットが見えた。

岩場の多い変化に富んだ道を下っていく。時おりミヤマキリシマが咲いている。

途中からササ藪の道になり、これが行程の半分くらい延々と続く。
前日の雨で笹が濡れていてズブ濡れになってしまった。
風穴を過ぎたら沢沿いの道になる。
女性だけの3人連れが登って来て、手慣れた様子で駆け登って行った。

沢を右に左に合計4回横切った。
11時:沢から離れてしばらく歩くと北谷登山口に到着。
変化に富んだ面白いコースだった。
どうやらこちらから登るのが正解のようだ。
停まっている車は3台増えていた。
休憩所でバーバーで味噌汁とコーヒーを沸かし、弁当を食べて下山した。

平治岳1643m
6月4日(水) 祖母山を下山後原尻の滝を見物した。
夜は平時山登山口のある男池駐車場で車中泊。
6月5日(木) 朝4時頃目を覚ますと夜中の雨は止み、大きな星が無数に降っていた。
6時になると車が1台入ってき、すぐに平治岳に登って行った。
6時30分:男池からの2番目の登山者として駐車場を出発。
ここの標高は約860mなので頂上までの標高差は800m近くある。
1時間ほど緩やかな傾斜の自然林の道が続く。
案内表示によると全国でも数少ない自然林のようだ。

7時30分:ソババッケに到着。標高は約1100mなので200m余りしか登っていない。

この池の淵を渡って右手に進んでいると、だんだんと傾斜がきつくなっていった。
8時20分:急に視界が開け、平治岳と大船山との鞍部になる大戸越に到着。
右手を見上げると真っ赤に染まった平治岳が目に飛び込んできた。
ミヤマキリシマは満開だった。
高度計を見ると標高は約1450m。
頂上まで200m花の中を登っていくことになる。
登り始めるとかなりの急騰でヌカるんだ道だ。ストックで支えながらゆっくり花の間を登って行った。

30分近く登って平坦になったのでようやく頂上かと思ったら、目の前に次のステージが用意されており再びつつじの斜面が現れた。

10時:だんだん体が冷えて来たので下山することに。
12時:名水百選に選ばれているという男池の湧水を見て駐車場に到着。

駐車場はほぼいっぱいになっていた。
湯布院で汗を流し、大分市へ向かう途中で由布岳が綺麗に見えた。いつ見ても素晴らしい山容だ。

19時30分:大分港から神戸港行きのフェリーに乗り帰路についた。

行き帰りのフェリーでの2泊以外はすべて登山口で車中泊。
今までで一番長い山旅だが、セダン車でも後部座席を倒し床にベニヤ板を敷きフラットにして寝袋に潜り込んだら快適に眠れる。
しかし駐車場では自炊はできず、ほとんどコンビニ弁当やにぎりめしの食事になるのでこれ以上の長期はつらくなる。
ちょうど程よい期間だった。
5月30日(金)17時55分 大阪南港発鹿児島県志布志港行きフェリーで出発
5月31日(土)9時 志布志港到着
開聞岳924m
5月31日(土)12時40分 標高約120mの開聞山麓ふれあい公園駐車場に到着
志布志港から開聞岳まで150kmあり、東九州自動車道-九州自動車道-指宿スカイラインと有料道路を走ったが、3時間近くかかってしまったのは誤算だった。
13時:駐車場を出発
階段を降りると芝生広場があり、開聞岳が綺麗に見える
13時10分:2合目登山口
14寺30分:7合目
ここまでは緩やかな登りだが照葉樹林の道で暗く展望のない道が続く。
7合目を過ぎてようやく東に展望が開けた。霞んでいたが長崎鼻がどうにか見える。
15時10分:9合目。北に展望が開けるが、霞んで良く見えない。
15時30分:頂上に到着。頂上には10人ほどの登山者がいた。
晴れていれば素晴らしいはずだが、残念ながら近くしか展望できなかった。
16時:下りは同じらせん状の道を引き返し、約1時間半で駐車場に到着した。
7合目ぐらいで最後の登山者とすれ違ったが、下山は7時頃か?
しかし、この山は一本道で迷うことはないのでヘッドライトがあれば何とかなるだらろう。
高千穂峰1574m
6月1日(日)6時20分:駐車場で車中泊をして出発
駐車場から見えるのは御鉢の所でその奥の高千穂峰頂上は見えない。
ミヤマキリシマの群生地を右手に見ながら滑りやすいガレ場を登っていく。
見下ろすと広大な樹林が広がっている。
7時20分:御鉢に到着。標高は約1400m。
御鉢周りの展望は素晴らしい。火口の縁にもミヤマキリシマが咲いていた。
御鉢から少し下ってから頂上に登っていく。
7時40分:頂上に到着
頂上はガスっていて、強風で寒いので早々に下山した。
韓国岳1700m
10時:えびのビジターセンタ駐車場に到着。標高は約1200m。
登って見てわかったが、低い所が火口で頂上は右手のピークの奥にあり登山口からは見えない。
高千穂峰より傾斜は緩やかだが石ころだらけで歩きにくい。展望は終始良好。
11時10分:5合目に到着。駐車場から見えたピークはこのあたりのようだ。
11時50分:人でいっぱいの頂上に到着。
下から見えたのはこの部分のようだ。
13時30分:大浪池の方から下山
少ないながらミヤマキリシマは良く咲いている。
大浪池はきれいだった。この池の周りを周回している人も沢山いた。地元の人には絶好のハイキングコースのようだ。
14時:えびの高原に到着。修学旅行らしい観光バスが何台も止まっていた。韓国岳をバックに記念写真を写している。40年ほど前に同じことをしたのだろうが記憶にない。
阿蘇山1592m
6月1日(日)21時30分:仙酔峡駐車場に到着
6月2日(月)朝から雨。周辺観光に切り替えた。
6月3日(火)8時10分:前日からの雨が何とか上がったので仙酔峡駐車場を出発。
仙酔峡はミヤマキリシマの群生地だが標高が900mくらいなのですでに花は終わっていた。
仙酔尾根は標高差約600mのガレ場の単調な登りで「馬鹿尾根」と呼ばれているらしい。
この日は雨上がりの雲の中で景色が全く見えないので足元だけを見ながらひたすら登るだけ。
しかし気を抜けないので馬鹿にはなれない。
振り返ると仙酔峡駐車場とその向こうに白い仏舎利塔が見える。
10時:阿蘇山最高峰の高岳に到着
10時20分:尾根を下っていくと20分ほどで中岳に到着。
時折雲が風に流され景色が見える。煙を噴き上げている噴火口が見え始めた。
索莫とした風景が広がっている。
ロープウエイに沿った整備された道を下山し、11時50分に駐車場に到着。
街に降りて振り返るとちょうど仙酔峡付近が良く見えたが、頂上は相変わらず雲の中だった。
祖母山1756m
6月3日(火)18時:北谷登山口に到着。標高は約1100m。
五ケ所小学校を過ぎて登山口への道は未舗装が多い悪路だがセダン車でも腹を擦ることはなかった。
先着者が1台あり、大阪のご夫婦で2週間前から九州の山めくりをしていると言う。
ワンボックス車にソーラーパネルを積んで自家発電。
食事はすべて自炊で家にいるより経費はかからないと言う。
野菜やトマトを御馳走になった。
6月4日(水)6時20分:千間平コースから登る
どこにでもある緩やかな傾斜の登山道をひたすら登っていく。
雨のあとでぬかるんでいるのでよく滑る。
眺望できるところは頂上までの間に1か所しかなく、大した景色でもなかった。
8時30分:頂上に到着
誰もいない。雲に覆われて景色は見えない。風が強く寒い。
9時:風穴コースから下山
少し降りたところから振り返ると頂上のシルエットが見えた。
岩場の多い変化に富んだ道を下っていく。時おりミヤマキリシマが咲いている。
途中からササ藪の道になり、これが行程の半分くらい延々と続く。
前日の雨で笹が濡れていてズブ濡れになってしまった。
風穴を過ぎたら沢沿いの道になる。
女性だけの3人連れが登って来て、手慣れた様子で駆け登って行った。
沢を右に左に合計4回横切った。
11時:沢から離れてしばらく歩くと北谷登山口に到着。
変化に富んだ面白いコースだった。
どうやらこちらから登るのが正解のようだ。
停まっている車は3台増えていた。
休憩所でバーバーで味噌汁とコーヒーを沸かし、弁当を食べて下山した。
平治岳1643m
6月4日(水) 祖母山を下山後原尻の滝を見物した。
夜は平時山登山口のある男池駐車場で車中泊。
6月5日(木) 朝4時頃目を覚ますと夜中の雨は止み、大きな星が無数に降っていた。
6時になると車が1台入ってき、すぐに平治岳に登って行った。
6時30分:男池からの2番目の登山者として駐車場を出発。
ここの標高は約860mなので頂上までの標高差は800m近くある。
1時間ほど緩やかな傾斜の自然林の道が続く。
案内表示によると全国でも数少ない自然林のようだ。
7時30分:ソババッケに到着。標高は約1100mなので200m余りしか登っていない。
この池の淵を渡って右手に進んでいると、だんだんと傾斜がきつくなっていった。
8時20分:急に視界が開け、平治岳と大船山との鞍部になる大戸越に到着。
右手を見上げると真っ赤に染まった平治岳が目に飛び込んできた。
ミヤマキリシマは満開だった。
高度計を見ると標高は約1450m。
頂上まで200m花の中を登っていくことになる。
登り始めるとかなりの急騰でヌカるんだ道だ。ストックで支えながらゆっくり花の間を登って行った。
30分近く登って平坦になったのでようやく頂上かと思ったら、目の前に次のステージが用意されており再びつつじの斜面が現れた。
10時:だんだん体が冷えて来たので下山することに。
12時:名水百選に選ばれているという男池の湧水を見て駐車場に到着。
駐車場はほぼいっぱいになっていた。
湯布院で汗を流し、大分市へ向かう途中で由布岳が綺麗に見えた。いつ見ても素晴らしい山容だ。
19時30分:大分港から神戸港行きのフェリーに乗り帰路についた。