2023年02月23日
きんちゃく岩を探訪して三濃山へ
相生市の三濃山508mに登ってきた。
羅漢の里から感状山城跡に登ってから、奇岩きんちゃく岩を探訪し、求福教寺の裏にある三濃山に登る、12㎞のロングルートだ。
昨年春に腰椎圧迫骨折を患い、半年のブランクがあったが、最近ようやく腰の痛みも落ち着いてきたのでチャレンジすることにした。
同行者のIM君、FM君とも同様の疾患でリハビリハイキングを共にする仲間だ。

長い擬木階段の道を30分登ると、広々とした感状山城跡に上がり立つ。

東側に眺望が開け、新龍アルプスの芝田富士-亀山が見渡せた。

感状山城跡から約40分北側に歩いていくと、奇岩きんちゃく岩。
ここを訪れるのは2回目だが、なぜここにこんな岩が?と驚くばかりだ。

きんちゃく岩から再び北上すること約2時間、高低差30mほどのアップダウンを5~6回繰り返し歩いていくと、平安時代には三濃千坊と言われ隆盛していた求福教寺に到着。
人里から5㎞も山中に入ったこんなところに、と往時の隆盛が偲ばれる。


求福教寺の裏山が三濃山。
山頂に到着した時には、途中で降ってきたあられや小雪も止んで晴れ間が戻っていた。

南側に開けた前方には、播磨灘が広がっていた。

歩行時間:5時間 歩行距離:12,8㎞
人の歴史のすごさと自然の不思議さに触れあう山行だった。
翌日の腰のダメージも小さく、少しづつ筋力が戻ってきているようだ。

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yamareco
羅漢の里から感状山城跡に登ってから、奇岩きんちゃく岩を探訪し、求福教寺の裏にある三濃山に登る、12㎞のロングルートだ。
昨年春に腰椎圧迫骨折を患い、半年のブランクがあったが、最近ようやく腰の痛みも落ち着いてきたのでチャレンジすることにした。
同行者のIM君、FM君とも同様の疾患でリハビリハイキングを共にする仲間だ。
長い擬木階段の道を30分登ると、広々とした感状山城跡に上がり立つ。
東側に眺望が開け、新龍アルプスの芝田富士-亀山が見渡せた。
感状山城跡から約40分北側に歩いていくと、奇岩きんちゃく岩。
ここを訪れるのは2回目だが、なぜここにこんな岩が?と驚くばかりだ。
きんちゃく岩から再び北上すること約2時間、高低差30mほどのアップダウンを5~6回繰り返し歩いていくと、平安時代には三濃千坊と言われ隆盛していた求福教寺に到着。
人里から5㎞も山中に入ったこんなところに、と往時の隆盛が偲ばれる。
求福教寺の裏山が三濃山。
山頂に到着した時には、途中で降ってきたあられや小雪も止んで晴れ間が戻っていた。
南側に開けた前方には、播磨灘が広がっていた。
歩行時間:5時間 歩行距離:12,8㎞
人の歴史のすごさと自然の不思議さに触れあう山行だった。
翌日の腰のダメージも小さく、少しづつ筋力が戻ってきているようだ。

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2023年02月17日
ガメラ岩からライオン岩へ 高御位山バリルートを探査
30か所以上の登山口がある高御位山でも、ほとんど歩かれていないバリエーションルートがあります。
今回歩いたルートは、今のところは、ルートというよりも”歩けるところ”というレベルですが、歩くと結構刺激的で面白い。
私はこのルートを、ガメラ岩ルートとライオン岩ルートと呼んでいます。
ヤマレコやヤマップを見ていると、時折このルートを歩いたレコがあるので、私の山仲間にも紹介しようと先日、3人の仲間を連れて行きました。
ガメラ岩は、阿弥陀町長尾の但馬の守集落奥の灌木帯にある大岩のことで、6m×6m×4mの大岩で推定重量は360トン。
過ってこの辺りは放牧地で、大岩の上で放牧した牛の番をしていたとの伝承があるようです。
この大岩の形が怪獣ガメラに似ていることから、どなたかが最近「ガメラ岩」の標識を立てて、よく見えるように周囲の竹林を整備されています。


この大岩は、鎮座している背後の岩壁が剥がれ落ちてきた岩で、地元では但馬の守大岩と呼ばれているようです。

崩落跡の岩壁写真は、2019年春に私が真下に回り込んで写したものです。
すっぱりと切れ落ちているのが分かります。

したがって、この大岩から、崩落跡の岩壁まで登って尾根に出ると興味深いルートになると思いますが、岩壁に取り付くまでに通る、火災後に植えられた植樹林内のルート取りが分かりにくいのが難点です。
もう一つのライオン岩ルートも阿弥陀町長尾からで、高御位山神社横から登っていきます。
今回は上から下ってきましたが、やはり下から登る方が安全で面白いです。



上から見ても何処がライオンか判りませんが、下から見るとなるほどと納得できます。

興味のある方は、私のHPかyamarecoを見てください。

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今回歩いたルートは、今のところは、ルートというよりも”歩けるところ”というレベルですが、歩くと結構刺激的で面白い。
私はこのルートを、ガメラ岩ルートとライオン岩ルートと呼んでいます。
ヤマレコやヤマップを見ていると、時折このルートを歩いたレコがあるので、私の山仲間にも紹介しようと先日、3人の仲間を連れて行きました。
ガメラ岩は、阿弥陀町長尾の但馬の守集落奥の灌木帯にある大岩のことで、6m×6m×4mの大岩で推定重量は360トン。
過ってこの辺りは放牧地で、大岩の上で放牧した牛の番をしていたとの伝承があるようです。
この大岩の形が怪獣ガメラに似ていることから、どなたかが最近「ガメラ岩」の標識を立てて、よく見えるように周囲の竹林を整備されています。
この大岩は、鎮座している背後の岩壁が剥がれ落ちてきた岩で、地元では但馬の守大岩と呼ばれているようです。

崩落跡の岩壁写真は、2019年春に私が真下に回り込んで写したものです。
すっぱりと切れ落ちているのが分かります。
したがって、この大岩から、崩落跡の岩壁まで登って尾根に出ると興味深いルートになると思いますが、岩壁に取り付くまでに通る、火災後に植えられた植樹林内のルート取りが分かりにくいのが難点です。
もう一つのライオン岩ルートも阿弥陀町長尾からで、高御位山神社横から登っていきます。
今回は上から下ってきましたが、やはり下から登る方が安全で面白いです。
上から見ても何処がライオンか判りませんが、下から見るとなるほどと納得できます。
興味のある方は、私のHPかyamarecoを見てください。

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2023年02月05日
天児屋山 深雪と霧氷を纏った巨樹の森をスノーハイク
昨日、今年も雪の天児屋山を訪れた。
天気のいい土曜日とあって、スノーボーダーやスキーヤーで賑わうちくさ高原スキー場から出発。
40分ほど除雪されていない県道を歩き、峰越峠の登山口に到着。
高低差30mほどを登ると、あとはほぼ平坦な尾根歩きになる。
右手がブナ林、左手が植樹林の尾根を30分ほど歩くと、ブナの巨樹が林立した広々とした森になる。
いつ来ても荘厳な気持ちに満たされるところだ。


登山口から約1時間で宍粟50名山の三国平1128mに到着。

ここから天児屋山までは夏道のない冬ルートだが、この日はしっかりしたトレースを辿るので歩きやすい。
そして、待ちかねていた霧氷の森!


アップダウンを何回か繰り返しながら登っていくと広々とした雪原が現れる。
ここは時間が止まったような気持ちに浸れる異空間だ。


三国平から1時間ほどで天児屋山1245m山頂。


昼食後、同じ道を下山。
山頂からの眺望は、ガスで閉ざされていたのが残念だったが、気持ちのいいスノーハイクが楽しめた。
歩行距離:10.2㎞ 歩行時間 登り:2時間40分 下り2時間

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天気のいい土曜日とあって、スノーボーダーやスキーヤーで賑わうちくさ高原スキー場から出発。
40分ほど除雪されていない県道を歩き、峰越峠の登山口に到着。
高低差30mほどを登ると、あとはほぼ平坦な尾根歩きになる。
右手がブナ林、左手が植樹林の尾根を30分ほど歩くと、ブナの巨樹が林立した広々とした森になる。
いつ来ても荘厳な気持ちに満たされるところだ。
登山口から約1時間で宍粟50名山の三国平1128mに到着。
ここから天児屋山までは夏道のない冬ルートだが、この日はしっかりしたトレースを辿るので歩きやすい。
そして、待ちかねていた霧氷の森!
アップダウンを何回か繰り返しながら登っていくと広々とした雪原が現れる。
ここは時間が止まったような気持ちに浸れる異空間だ。
三国平から1時間ほどで天児屋山1245m山頂。
昼食後、同じ道を下山。
山頂からの眺望は、ガスで閉ざされていたのが残念だったが、気持ちのいいスノーハイクが楽しめた。
歩行距離:10.2㎞ 歩行時間 登り:2時間40分 下り2時間

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