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2007年09月28日

蓼科山



 24日には蓼科山に登った。
 蓼科山は諏訪湖の東、八ヶ岳の北側にそびえる2530mの山だ。
 諏訪富士と言われる端正な姿をし、100名山に選ばれている。
 トップの写真は前日に霧ケ峰から写したもので、残念ながら霧に覆われてシルエットしか見えなかったが確かに富士山のように端正だ。

 標高1900mの所に7合目駐車場があり、ここから登ると高低差は600m位で2時間くらいで登れる。夜には家に帰るつもりなので、一番短いこのコースで登ることにした。

 6時半に茅野市白樺湖畔にとった宿舎を出発。途中道に迷いしばらくさまよったが、7時20分に7合目登山口に到着。
 7時40分から登り始めた。すでに先着車が4台停まっていた。

 

 しばらくは針葉樹の中のクマ笹の緩やかな登り道が続き、20分ほど歩くと次第に傾斜がきつくなる。
 石ころの道で歩きにくい。

 

 8時50分に2350m地点の将軍平に到着。ちょうど雨が降って来たのでここにある蓼科山荘の軒を借りてレインウエアを着る。天候は悪い方へ向かっているが登るしかない。

 

 あと高低差180mの登りだが、ここからが急登だ。
 大きな石の上を足場を確保しながら渡っていく。しかし、こういう道は足場の確保に意識が集中するので案外面白い。

 

 頂上は野球が出来るほど広いが岩しかなかった。
 天気が良ければ八ヶ岳をはじめ、北アルプス、中央アルプス、南アルプスのすべてが見えるらしいが、すべて見えないのが残念だ。

 

 

 早々に下山し、白樺湖畔の温泉で汗を流し信州の山旅を終えた。

 
 

 

 


   


Posted by もーさん  at 22:24Comments(1)全国の山

2007年09月27日

木曽駒ケ岳

 

 23日に木曽駒ケ岳に登った。
 
 ここは標高2650mの千畳敷カールまでロープウエイで登れるので、頂上まで300m登るだけだ。

 千畳敷カールは、夏のお花畑と秋の紅葉が美しく、従って今はその狭間の時期なので登山者は少ないだろうと思って行ったがとんでもない。連休中の勢だろうが、駐車場のある菅の平からロープウエイ駅のあるしらび平までのシャトルバスは朝6時から臨時運行。ロープウエイは6時40分から臨時運行し、通常は20分間隔の運行が、9分間隔でピストン運行していた。

 千畳敷につくと、幸いにもそこには雲はなく、素晴らしいカールの景観が目の前に広がっていた。
 花はほとんど終わっていたが、夏に来れば確かに壮観だろうと思えた。
 
 
 
 

 7時20分、登山開始。30分でカール上部の乗鞍浄土に登れる。
 急登の登山道は人が数珠つながりだ。

 

 乗鞍浄土から中岳をアップダウンし、40分で2956mの駒ケ岳頂上へ。
 残念ながら雲の中で眺望はできなかった。
 うかうかしていたらロープウエイが2時間待ちになりそうなので早々に引き返したら、10時の便に待たずに乗れた。
 花や紅葉の季節はもっと素晴らしいだろうが、人ももっと多いだろう。気軽に行ける景勝地の宿命と割り切るしかない。
 
 

 



   


Posted by もーさん  at 19:35Comments(0)全国の山

2007年09月26日

御嶽山

 


 10月上旬の紅葉の季節にに行こうと考えていた信州の山巡りが、諸般の事情で行けなくなったので急遽変更してこの連休に行くことにした。

 9月21日に出発し、中央道中津川インターから国道19号線に入り、御嶽スカイラインを通って御嶽山7合目の田の原駐車場で車中泊。夕方6時ごろに到着したらすでに先着車が20台ほど停まっていた。

 翌朝6時ごろに登山口を出発。気温は12度で涼しい。
 田の原登山口は標高2200mなので頂上まで900m余り登るだけだ。
          
 高度が増すとともに道の岩石が大きくなっていく。さすがに3000m級の山だ。

 

 8時40分、3067mの御嶽山頂上に到着。

 

 北側に北アルプスの槍ヶ岳、穂高岳が綺麗に見える。

 

 9時30分から下山。だんだんと雲が増えてきたが、田の原駐車場が良く見える。
 11時30分、駐車場に到着。車の数は100台以上になっていた。

 


 
 
   


Posted by もーさん  at 20:25Comments(0)全国の山

2007年09月13日

石戸山

 

 ようやく秋の兆しが訪れ、山も木陰に入ると涼しくなてきた。
 暑い時は高御位山に登るのも、成井からの往復が精いっぱい。
 2000m以上の山なら涼しいが、近くの山は暑くて行く気がしなかった。
 ようやく他の山に登る気になってきた。
 そこで、まだ登っていない手頃な山を探すと、丹波市山南町にある石戸山が散策気分で登れそうだ。

 さっそく昨日行ってきた。 

 石戸山は標高549m。足利氏ゆかりの石龕寺(せきがんじ)境内に登山口がある。
 石龕寺は山門の金剛力士像が国の重要文化財の真言宗の寺で、紅葉で名高い。
 三方を山で囲まれた寺院は木々と調和して落ち着いた雰囲気だ。

 寺院の中から登山道が始まるのはなかなかいい。
 登山口は標高約200m位なので実質350m位の高低差。
 
 奥の院は標高約400m位のところにあった。
 
 
 20分ぐらいの尾根歩きで鉱山跡に到着。登山道は100mごとに案内表示があり迷うことがなかったが、鉱山跡の前が谷になっておりここで道が消えてしまった。10分周辺をうろうろ。ようやくここしかないと見定め、下りていくと谷を越える道が現れた。やれやれ。
 

 登山口から1時間余りで石戸山頂上に到着。残念ながら眺望は出来ない。
 

 30分ほど昼食休憩をとり、岩屋山を通って石龕寺への急な道を下りる。
 岩屋山からは麓が眺望できたが、視野は狭い。
 1時間弱で石龕寺境内へ到着。建物と自然が調和した素敵な境内だ。
 

   


Posted by もーさん  at 20:59Comments(0)丹波の山

2007年09月06日

ついに完登!

 友人の田中利夫さんがついに日本百名山を完登した。
 
 この5月に八千代町の黒木山に連れて行ってもらったのが、実はこの田中さんなのだ。

 日本百名山は、50年ほど前に作家の深田久弥氏が選んだ山で、登山者のバイブルとなっている。
 しかし、このすべてを登破する人は少ない。

 美ヶ原、霧ケ峰、乗鞍岳などの散策コースもあるが、山小屋で何泊も必要な剣岳、北岳、槍ヶ岳などの厳しい山も多い。
 そして北海道の利尻岳から屋久島の宮之浦岳まで行かなければならない。

 よほどの強い意志と体力を備えていなければできないことだ。

 田中さんの快挙に大きな拍手を送りたい。



 最後に登頂した南アルプス悪沢岳千枚小屋から写した富士山の写真をいただいた。
 まるで水墨画のようにきれいだ。

 
  


Posted by もーさん  at 23:28Comments(0)その他