2019年12月06日
雲仙普賢岳
3泊4日の長崎旅行に出かけ、そのうちの一日、12月4日に、雲仙普賢岳1359mを登ってきた。
天気は晴れ、前夜の山頂は氷点下まで冷えたようなので、霧氷が見れるかも、とかすかに期待しながら長崎市からレンタカーを走らせた。
1時間半で仁田峠の駐車場に到着し、ロープウエイで標高差174mを4分、一気に標高約1280mの妙見岳駅へ。

山頂駅から5分で妙見神社。

平坦な道を歩いていると、途中、普賢岳の後に平成新山1483mが重なって見えていた。

国見岳への分岐をすぎると急坂を100mほど下る。

紅葉茶屋からは溶岩の急坂を150m登っていく。

ロープウエイ山頂駅から1時間15分で普賢岳山頂に到着。

山頂から東側に平成新山が聳え、その手前が帯状に白くなっている。

白い帯を目指して霧氷沢に行くと、ほんのしるしだけ、霧氷を見せてくれた。

紅葉茶屋まで同じ道を引き返し、あとは平坦な下り道を駐車場まで散策しながら戻った。

歩行時間 登り:1時間15分 下り:1時間20分
歩行距離:4.5km

ロープウエイで上がる楽ちんコースを歩いたが、二十数年前に突然出来た溶岩ドームの平成新山を目の当たりにして、雲仙の荒々しさを少しだけ垣間見ることが出来た。
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天気は晴れ、前夜の山頂は氷点下まで冷えたようなので、霧氷が見れるかも、とかすかに期待しながら長崎市からレンタカーを走らせた。
1時間半で仁田峠の駐車場に到着し、ロープウエイで標高差174mを4分、一気に標高約1280mの妙見岳駅へ。
山頂駅から5分で妙見神社。
平坦な道を歩いていると、途中、普賢岳の後に平成新山1483mが重なって見えていた。
国見岳への分岐をすぎると急坂を100mほど下る。
紅葉茶屋からは溶岩の急坂を150m登っていく。
ロープウエイ山頂駅から1時間15分で普賢岳山頂に到着。
山頂から東側に平成新山が聳え、その手前が帯状に白くなっている。
白い帯を目指して霧氷沢に行くと、ほんのしるしだけ、霧氷を見せてくれた。
紅葉茶屋まで同じ道を引き返し、あとは平坦な下り道を駐車場まで散策しながら戻った。
歩行時間 登り:1時間15分 下り:1時間20分
歩行距離:4.5km

ロープウエイで上がる楽ちんコースを歩いたが、二十数年前に突然出来た溶岩ドームの平成新山を目の当たりにして、雲仙の荒々しさを少しだけ垣間見ることが出来た。
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2014年05月25日
縄文杉から白谷雲水峡へ
屋久島登山二日目の21日夜は新高塚小屋で疲れを取り、翌22日は縄文杉を通って白谷雲水峡へ下山。
観光コース巡りのルートである。
新高塚小屋を朝6時に出発し、1時間余り下ると縄文杉。
しばらく居たが誰も来ず、縄文杉を独り占めの時間を過ごした。

縄文杉から1時間余下るとウイルソン株。
切られていなかったら樹高40mだっただろうと推測されている、さすがに大きな切り株だ。

そして、3時間歩いて宮之浦岳の展望台である太鼓岩へ。

大きな一枚岩に上がると、目の前に宮之浦岳が聳えていた。

太鼓岩から下りるといよいよ白谷雲水峡。
苔生す森になる。

そして、眼を見張るような巨木が次々と現れる。




16kgのザックを背負ってのアップダウンの繰り返しで、最後はさすがに疲れたが、歩行距離14km、歩行時間8時間で白谷雲水峡入口に到着。
観光コースとは言え、歩き応えのあるルートだった。
一月に35日雨が降るという屋久島で、初日こそ雨に降られたものの快晴の2日間を過ごすことが出来、本州の他の山とは違う世界自然遺産の山歩きを堪能した。
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観光コース巡りのルートである。
新高塚小屋を朝6時に出発し、1時間余り下ると縄文杉。
しばらく居たが誰も来ず、縄文杉を独り占めの時間を過ごした。
縄文杉から1時間余下るとウイルソン株。
切られていなかったら樹高40mだっただろうと推測されている、さすがに大きな切り株だ。
そして、3時間歩いて宮之浦岳の展望台である太鼓岩へ。
大きな一枚岩に上がると、目の前に宮之浦岳が聳えていた。
太鼓岩から下りるといよいよ白谷雲水峡。
苔生す森になる。
そして、眼を見張るような巨木が次々と現れる。
16kgのザックを背負ってのアップダウンの繰り返しで、最後はさすがに疲れたが、歩行距離14km、歩行時間8時間で白谷雲水峡入口に到着。
観光コースとは言え、歩き応えのあるルートだった。
一月に35日雨が降るという屋久島で、初日こそ雨に降られたものの快晴の2日間を過ごすことが出来、本州の他の山とは違う世界自然遺産の山歩きを堪能した。
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2014年05月25日
シャクナゲ咲く宮之浦岳
日本百名山・九州最高峰の宮之浦岳1936mに登ってきた。
19日(月)夜9時20分、三宮から高速バスに乗り、鹿児島港の高速船ターミナルに翌朝8時40分に到着。
10時20分の高速艇に乗って13時には屋久島安房港。
すぐに13時31分発の紀元杉行きバスに乗り込み、豪雨の中、紀元杉から淀川小屋まで1時間余歩いて行く。
悪天候にもかかわらず時間とともに続々と人が増え、40人ほど泊まれる無人小屋はほぼ満員になった。
翌21日は昨日の豪雨が嘘のように朝から快晴。
朝6時に小屋を出発して1時間ほど登ると、左手に高盤岳1711m山頂の、とても自然に出来たとは思えない豆腐岩が見えてきた。
不思議な光景だ。

そして、少し下ると日本庭園のような高層湿原の花之江河になり、ここからまず登る黒味岳1831mが見渡せた。

黒味岳に登って行くと、花を付けたシャクナゲが次々と現れ、振り返ると岩峰が目を引く七五岳や烏帽子岳、ジンネム高盤岳、鈴岳など、屋久島南部の山々が見渡せた。

分岐から30分で到着した黒味岳山頂からは、北側にこれから向かう宮之浦岳1936mと永田岳1886mが聳えていた。

屋久島の山塊は花崗岩の山で奇岩が多く、宮之浦岳に向かう途中に次々といろんな形の岩が現われるのも楽しい。


淀川小屋から5時間で宮之浦岳山頂に到着。
山頂は360度の展望台で、中でも西側に聳える永田岳がひときわ目立っていた。

宮之浦岳山頂で腹ごしらえをしてから永田岳へ向けて出発。
30分ほど下ってからシャクナゲの道を登り返していくと、四股になった岩峰の山頂が次第に近づいてくる。

登り返すこと50分で永田岳山頂に到着。
山頂から先ほど登った宮之浦岳を眺め返す。

永田岳からの下ること3時間で、この日の宿舎である新高塚小屋に到着。
夜になると40人泊まれる無人小屋は満員になり、テントも3張りの盛況ぶりだった。

昨日の豪雨のおかげで空気が洗われ、澄みわたった峰々に鮮やかなシャクナゲが花を添えてくれ、歩行距離18km、10時間の長丁場だったが、息を呑む景色が連続する稜線歩きを満喫することが出来た。
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19日(月)夜9時20分、三宮から高速バスに乗り、鹿児島港の高速船ターミナルに翌朝8時40分に到着。
10時20分の高速艇に乗って13時には屋久島安房港。
すぐに13時31分発の紀元杉行きバスに乗り込み、豪雨の中、紀元杉から淀川小屋まで1時間余歩いて行く。
悪天候にもかかわらず時間とともに続々と人が増え、40人ほど泊まれる無人小屋はほぼ満員になった。
翌21日は昨日の豪雨が嘘のように朝から快晴。
朝6時に小屋を出発して1時間ほど登ると、左手に高盤岳1711m山頂の、とても自然に出来たとは思えない豆腐岩が見えてきた。
不思議な光景だ。
そして、少し下ると日本庭園のような高層湿原の花之江河になり、ここからまず登る黒味岳1831mが見渡せた。
黒味岳に登って行くと、花を付けたシャクナゲが次々と現れ、振り返ると岩峰が目を引く七五岳や烏帽子岳、ジンネム高盤岳、鈴岳など、屋久島南部の山々が見渡せた。
分岐から30分で到着した黒味岳山頂からは、北側にこれから向かう宮之浦岳1936mと永田岳1886mが聳えていた。
屋久島の山塊は花崗岩の山で奇岩が多く、宮之浦岳に向かう途中に次々といろんな形の岩が現われるのも楽しい。
淀川小屋から5時間で宮之浦岳山頂に到着。
山頂は360度の展望台で、中でも西側に聳える永田岳がひときわ目立っていた。
宮之浦岳山頂で腹ごしらえをしてから永田岳へ向けて出発。
30分ほど下ってからシャクナゲの道を登り返していくと、四股になった岩峰の山頂が次第に近づいてくる。
登り返すこと50分で永田岳山頂に到着。
山頂から先ほど登った宮之浦岳を眺め返す。
永田岳からの下ること3時間で、この日の宿舎である新高塚小屋に到着。
夜になると40人泊まれる無人小屋は満員になり、テントも3張りの盛況ぶりだった。
昨日の豪雨のおかげで空気が洗われ、澄みわたった峰々に鮮やかなシャクナゲが花を添えてくれ、歩行距離18km、10時間の長丁場だったが、息を呑む景色が連続する稜線歩きを満喫することが出来た。
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2008年06月09日
九州への山旅
7泊8日で九州への山旅に行ってきた。
行き帰りのフェリーでの2泊以外はすべて登山口で車中泊。
今までで一番長い山旅だが、セダン車でも後部座席を倒し床にベニヤ板を敷きフラットにして寝袋に潜り込んだら快適に眠れる。
しかし駐車場では自炊はできず、ほとんどコンビニ弁当やにぎりめしの食事になるのでこれ以上の長期はつらくなる。
ちょうど程よい期間だった。
5月30日(金)17時55分 大阪南港発鹿児島県志布志港行きフェリーで出発
5月31日(土)9時 志布志港到着
開聞岳924m
5月31日(土)12時40分 標高約120mの開聞山麓ふれあい公園駐車場に到着
志布志港から開聞岳まで150kmあり、東九州自動車道-九州自動車道-指宿スカイラインと有料道路を走ったが、3時間近くかかってしまったのは誤算だった。
13時:駐車場を出発
階段を降りると芝生広場があり、開聞岳が綺麗に見える
13時10分:2合目登山口

14寺30分:7合目
ここまでは緩やかな登りだが照葉樹林の道で暗く展望のない道が続く。

7合目を過ぎてようやく東に展望が開けた。霞んでいたが長崎鼻がどうにか見える。

15時10分:9合目。北に展望が開けるが、霞んで良く見えない。

15時30分:頂上に到着。頂上には10人ほどの登山者がいた。

晴れていれば素晴らしいはずだが、残念ながら近くしか展望できなかった。
16時:下りは同じらせん状の道を引き返し、約1時間半で駐車場に到着した。
7合目ぐらいで最後の登山者とすれ違ったが、下山は7時頃か?
しかし、この山は一本道で迷うことはないのでヘッドライトがあれば何とかなるだらろう。
高千穂峰1574m
6月1日(日)6時20分:駐車場で車中泊をして出発
駐車場から見えるのは御鉢の所でその奥の高千穂峰頂上は見えない。

ミヤマキリシマの群生地を右手に見ながら滑りやすいガレ場を登っていく。

見下ろすと広大な樹林が広がっている。

7時20分:御鉢に到着。標高は約1400m。
御鉢周りの展望は素晴らしい。火口の縁にもミヤマキリシマが咲いていた。


御鉢から少し下ってから頂上に登っていく。
7時40分:頂上に到着
頂上はガスっていて、強風で寒いので早々に下山した。
韓国岳1700m
10時:えびのビジターセンタ駐車場に到着。標高は約1200m。
登って見てわかったが、低い所が火口で頂上は右手のピークの奥にあり登山口からは見えない。

高千穂峰より傾斜は緩やかだが石ころだらけで歩きにくい。展望は終始良好。
11時10分:5合目に到着。駐車場から見えたピークはこのあたりのようだ。

11時50分:人でいっぱいの頂上に到着。

下から見えたのはこの部分のようだ。

13時30分:大浪池の方から下山
少ないながらミヤマキリシマは良く咲いている。

大浪池はきれいだった。この池の周りを周回している人も沢山いた。地元の人には絶好のハイキングコースのようだ。

14時:えびの高原に到着。修学旅行らしい観光バスが何台も止まっていた。韓国岳をバックに記念写真を写している。40年ほど前に同じことをしたのだろうが記憶にない。
阿蘇山1592m
6月1日(日)21時30分:仙酔峡駐車場に到着
6月2日(月)朝から雨。周辺観光に切り替えた。
6月3日(火)8時10分:前日からの雨が何とか上がったので仙酔峡駐車場を出発。
仙酔峡はミヤマキリシマの群生地だが標高が900mくらいなのですでに花は終わっていた。

仙酔尾根は標高差約600mのガレ場の単調な登りで「馬鹿尾根」と呼ばれているらしい。
この日は雨上がりの雲の中で景色が全く見えないので足元だけを見ながらひたすら登るだけ。
しかし気を抜けないので馬鹿にはなれない。

振り返ると仙酔峡駐車場とその向こうに白い仏舎利塔が見える。

10時:阿蘇山最高峰の高岳に到着

10時20分:尾根を下っていくと20分ほどで中岳に到着。

時折雲が風に流され景色が見える。煙を噴き上げている噴火口が見え始めた。
索莫とした風景が広がっている。

ロープウエイに沿った整備された道を下山し、11時50分に駐車場に到着。

街に降りて振り返るとちょうど仙酔峡付近が良く見えたが、頂上は相変わらず雲の中だった。
祖母山1756m
6月3日(火)18時:北谷登山口に到着。標高は約1100m。
五ケ所小学校を過ぎて登山口への道は未舗装が多い悪路だがセダン車でも腹を擦ることはなかった。
先着者が1台あり、大阪のご夫婦で2週間前から九州の山めくりをしていると言う。
ワンボックス車にソーラーパネルを積んで自家発電。
食事はすべて自炊で家にいるより経費はかからないと言う。
野菜やトマトを御馳走になった。
6月4日(水)6時20分:千間平コースから登る

どこにでもある緩やかな傾斜の登山道をひたすら登っていく。
雨のあとでぬかるんでいるのでよく滑る。
眺望できるところは頂上までの間に1か所しかなく、大した景色でもなかった。
8時30分:頂上に到着
誰もいない。雲に覆われて景色は見えない。風が強く寒い。

9時:風穴コースから下山
少し降りたところから振り返ると頂上のシルエットが見えた。

岩場の多い変化に富んだ道を下っていく。時おりミヤマキリシマが咲いている。

途中からササ藪の道になり、これが行程の半分くらい延々と続く。
前日の雨で笹が濡れていてズブ濡れになってしまった。
風穴を過ぎたら沢沿いの道になる。
女性だけの3人連れが登って来て、手慣れた様子で駆け登って行った。

沢を右に左に合計4回横切った。
11時:沢から離れてしばらく歩くと北谷登山口に到着。
変化に富んだ面白いコースだった。
どうやらこちらから登るのが正解のようだ。
停まっている車は3台増えていた。
休憩所でバーバーで味噌汁とコーヒーを沸かし、弁当を食べて下山した。

平治岳1643m
6月4日(水) 祖母山を下山後原尻の滝を見物した。
夜は平時山登山口のある男池駐車場で車中泊。
6月5日(木) 朝4時頃目を覚ますと夜中の雨は止み、大きな星が無数に降っていた。
6時になると車が1台入ってき、すぐに平治岳に登って行った。
6時30分:男池からの2番目の登山者として駐車場を出発。
ここの標高は約860mなので頂上までの標高差は800m近くある。
1時間ほど緩やかな傾斜の自然林の道が続く。
案内表示によると全国でも数少ない自然林のようだ。

7時30分:ソババッケに到着。標高は約1100mなので200m余りしか登っていない。

この池の淵を渡って右手に進んでいると、だんだんと傾斜がきつくなっていった。
8時20分:急に視界が開け、平治岳と大船山との鞍部になる大戸越に到着。
右手を見上げると真っ赤に染まった平治岳が目に飛び込んできた。
ミヤマキリシマは満開だった。
高度計を見ると標高は約1450m。
頂上まで200m花の中を登っていくことになる。
登り始めるとかなりの急騰でヌカるんだ道だ。ストックで支えながらゆっくり花の間を登って行った。

30分近く登って平坦になったのでようやく頂上かと思ったら、目の前に次のステージが用意されており再びつつじの斜面が現れた。

10時:だんだん体が冷えて来たので下山することに。
12時:名水百選に選ばれているという男池の湧水を見て駐車場に到着。

駐車場はほぼいっぱいになっていた。
湯布院で汗を流し、大分市へ向かう途中で由布岳が綺麗に見えた。いつ見ても素晴らしい山容だ。

19時30分:大分港から神戸港行きのフェリーに乗り帰路についた。

行き帰りのフェリーでの2泊以外はすべて登山口で車中泊。
今までで一番長い山旅だが、セダン車でも後部座席を倒し床にベニヤ板を敷きフラットにして寝袋に潜り込んだら快適に眠れる。
しかし駐車場では自炊はできず、ほとんどコンビニ弁当やにぎりめしの食事になるのでこれ以上の長期はつらくなる。
ちょうど程よい期間だった。
5月30日(金)17時55分 大阪南港発鹿児島県志布志港行きフェリーで出発
5月31日(土)9時 志布志港到着
開聞岳924m
5月31日(土)12時40分 標高約120mの開聞山麓ふれあい公園駐車場に到着
志布志港から開聞岳まで150kmあり、東九州自動車道-九州自動車道-指宿スカイラインと有料道路を走ったが、3時間近くかかってしまったのは誤算だった。
13時:駐車場を出発
階段を降りると芝生広場があり、開聞岳が綺麗に見える
13時10分:2合目登山口
14寺30分:7合目
ここまでは緩やかな登りだが照葉樹林の道で暗く展望のない道が続く。
7合目を過ぎてようやく東に展望が開けた。霞んでいたが長崎鼻がどうにか見える。
15時10分:9合目。北に展望が開けるが、霞んで良く見えない。
15時30分:頂上に到着。頂上には10人ほどの登山者がいた。
晴れていれば素晴らしいはずだが、残念ながら近くしか展望できなかった。
16時:下りは同じらせん状の道を引き返し、約1時間半で駐車場に到着した。
7合目ぐらいで最後の登山者とすれ違ったが、下山は7時頃か?
しかし、この山は一本道で迷うことはないのでヘッドライトがあれば何とかなるだらろう。
高千穂峰1574m
6月1日(日)6時20分:駐車場で車中泊をして出発
駐車場から見えるのは御鉢の所でその奥の高千穂峰頂上は見えない。
ミヤマキリシマの群生地を右手に見ながら滑りやすいガレ場を登っていく。
見下ろすと広大な樹林が広がっている。
7時20分:御鉢に到着。標高は約1400m。
御鉢周りの展望は素晴らしい。火口の縁にもミヤマキリシマが咲いていた。
御鉢から少し下ってから頂上に登っていく。
7時40分:頂上に到着
頂上はガスっていて、強風で寒いので早々に下山した。
韓国岳1700m
10時:えびのビジターセンタ駐車場に到着。標高は約1200m。
登って見てわかったが、低い所が火口で頂上は右手のピークの奥にあり登山口からは見えない。
高千穂峰より傾斜は緩やかだが石ころだらけで歩きにくい。展望は終始良好。
11時10分:5合目に到着。駐車場から見えたピークはこのあたりのようだ。
11時50分:人でいっぱいの頂上に到着。
下から見えたのはこの部分のようだ。
13時30分:大浪池の方から下山
少ないながらミヤマキリシマは良く咲いている。
大浪池はきれいだった。この池の周りを周回している人も沢山いた。地元の人には絶好のハイキングコースのようだ。
14時:えびの高原に到着。修学旅行らしい観光バスが何台も止まっていた。韓国岳をバックに記念写真を写している。40年ほど前に同じことをしたのだろうが記憶にない。
阿蘇山1592m
6月1日(日)21時30分:仙酔峡駐車場に到着
6月2日(月)朝から雨。周辺観光に切り替えた。
6月3日(火)8時10分:前日からの雨が何とか上がったので仙酔峡駐車場を出発。
仙酔峡はミヤマキリシマの群生地だが標高が900mくらいなのですでに花は終わっていた。
仙酔尾根は標高差約600mのガレ場の単調な登りで「馬鹿尾根」と呼ばれているらしい。
この日は雨上がりの雲の中で景色が全く見えないので足元だけを見ながらひたすら登るだけ。
しかし気を抜けないので馬鹿にはなれない。
振り返ると仙酔峡駐車場とその向こうに白い仏舎利塔が見える。
10時:阿蘇山最高峰の高岳に到着
10時20分:尾根を下っていくと20分ほどで中岳に到着。
時折雲が風に流され景色が見える。煙を噴き上げている噴火口が見え始めた。
索莫とした風景が広がっている。
ロープウエイに沿った整備された道を下山し、11時50分に駐車場に到着。
街に降りて振り返るとちょうど仙酔峡付近が良く見えたが、頂上は相変わらず雲の中だった。
祖母山1756m
6月3日(火)18時:北谷登山口に到着。標高は約1100m。
五ケ所小学校を過ぎて登山口への道は未舗装が多い悪路だがセダン車でも腹を擦ることはなかった。
先着者が1台あり、大阪のご夫婦で2週間前から九州の山めくりをしていると言う。
ワンボックス車にソーラーパネルを積んで自家発電。
食事はすべて自炊で家にいるより経費はかからないと言う。
野菜やトマトを御馳走になった。
6月4日(水)6時20分:千間平コースから登る
どこにでもある緩やかな傾斜の登山道をひたすら登っていく。
雨のあとでぬかるんでいるのでよく滑る。
眺望できるところは頂上までの間に1か所しかなく、大した景色でもなかった。
8時30分:頂上に到着
誰もいない。雲に覆われて景色は見えない。風が強く寒い。
9時:風穴コースから下山
少し降りたところから振り返ると頂上のシルエットが見えた。
岩場の多い変化に富んだ道を下っていく。時おりミヤマキリシマが咲いている。
途中からササ藪の道になり、これが行程の半分くらい延々と続く。
前日の雨で笹が濡れていてズブ濡れになってしまった。
風穴を過ぎたら沢沿いの道になる。
女性だけの3人連れが登って来て、手慣れた様子で駆け登って行った。
沢を右に左に合計4回横切った。
11時:沢から離れてしばらく歩くと北谷登山口に到着。
変化に富んだ面白いコースだった。
どうやらこちらから登るのが正解のようだ。
停まっている車は3台増えていた。
休憩所でバーバーで味噌汁とコーヒーを沸かし、弁当を食べて下山した。
平治岳1643m
6月4日(水) 祖母山を下山後原尻の滝を見物した。
夜は平時山登山口のある男池駐車場で車中泊。
6月5日(木) 朝4時頃目を覚ますと夜中の雨は止み、大きな星が無数に降っていた。
6時になると車が1台入ってき、すぐに平治岳に登って行った。
6時30分:男池からの2番目の登山者として駐車場を出発。
ここの標高は約860mなので頂上までの標高差は800m近くある。
1時間ほど緩やかな傾斜の自然林の道が続く。
案内表示によると全国でも数少ない自然林のようだ。
7時30分:ソババッケに到着。標高は約1100mなので200m余りしか登っていない。
この池の淵を渡って右手に進んでいると、だんだんと傾斜がきつくなっていった。
8時20分:急に視界が開け、平治岳と大船山との鞍部になる大戸越に到着。
右手を見上げると真っ赤に染まった平治岳が目に飛び込んできた。
ミヤマキリシマは満開だった。
高度計を見ると標高は約1450m。
頂上まで200m花の中を登っていくことになる。
登り始めるとかなりの急騰でヌカるんだ道だ。ストックで支えながらゆっくり花の間を登って行った。
30分近く登って平坦になったのでようやく頂上かと思ったら、目の前に次のステージが用意されており再びつつじの斜面が現れた。
10時:だんだん体が冷えて来たので下山することに。
12時:名水百選に選ばれているという男池の湧水を見て駐車場に到着。
駐車場はほぼいっぱいになっていた。
湯布院で汗を流し、大分市へ向かう途中で由布岳が綺麗に見えた。いつ見ても素晴らしい山容だ。
19時30分:大分港から神戸港行きのフェリーに乗り帰路についた。