2013年07月09日
筑波山
今回の旅の締めくくりは筑波山877mである。
岩手県花巻市から約500kmを7時間かけて南下し、常磐自動車道友部SAで車中泊。
翌4日朝、学生時代の友人で、現在ひたちなか市在住のY君とこのSAで待ち合わせ。
Y君は学生時代はワンゲル部員で、筑波山には月1度は登っているとのことなので、案内をお願いしていた。
朝7時半、ウン十年ぶりに再会し、お互いの近況や昔話をしながら筑波山神社へ向かう。
登山口から少し離れた無料駐車場に駐車し、赤い大鳥居をくぐって登山口へ。

神社左手の、さすがに古くからの神社であることを思わせる、巨木が目を引く道を登っていく。

ケーブルカー駅右手から登山道が始まる。
小雨が降り出し、湿度が高く、暑い。
大鳥居から山頂までの標高差は約600m。
登山道に入って急な階段を登り始めると、たちまち汗が噴き出してきた。
途中で出会ったジーンズ姿の若い子は、おそらくもっと大変だろう。

しかし、若い時にワンゲルで鍛えた友人はスイスイと登っていく。

大鳥居前を9時に出発し、10時50分、汗だくで男体山871mに到着した。

男体山から約20分で山頂標識のある女体山877mに到着。

雨に濡れた石の道は滑りやすいのでケーブルカーで降りよう、との友人の提案には二つ返事で同意し、20分間隔で運行しているケーブルカーであっという間に下山した。

下山後、筑波山神社にお参りして今回の山旅の無事終了の報告を行い、帰路についた。

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岩手県花巻市から約500kmを7時間かけて南下し、常磐自動車道友部SAで車中泊。
翌4日朝、学生時代の友人で、現在ひたちなか市在住のY君とこのSAで待ち合わせ。
Y君は学生時代はワンゲル部員で、筑波山には月1度は登っているとのことなので、案内をお願いしていた。
朝7時半、ウン十年ぶりに再会し、お互いの近況や昔話をしながら筑波山神社へ向かう。
登山口から少し離れた無料駐車場に駐車し、赤い大鳥居をくぐって登山口へ。
神社左手の、さすがに古くからの神社であることを思わせる、巨木が目を引く道を登っていく。
ケーブルカー駅右手から登山道が始まる。
小雨が降り出し、湿度が高く、暑い。
大鳥居から山頂までの標高差は約600m。
登山道に入って急な階段を登り始めると、たちまち汗が噴き出してきた。
途中で出会ったジーンズ姿の若い子は、おそらくもっと大変だろう。
しかし、若い時にワンゲルで鍛えた友人はスイスイと登っていく。
大鳥居前を9時に出発し、10時50分、汗だくで男体山871mに到着した。
男体山から約20分で山頂標識のある女体山877mに到着。
雨に濡れた石の道は滑りやすいのでケーブルカーで降りよう、との友人の提案には二つ返事で同意し、20分間隔で運行しているケーブルカーであっという間に下山した。
下山後、筑波山神社にお参りして今回の山旅の無事終了の報告を行い、帰路についた。
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2013年07月09日
早池峰山
東北の山旅もいよいよ早池峰山1917mを残すのみになった。
岩手山下山後、40km南下して早池峰山の近くの道の駅紫波へ移動して車中泊。
3日朝、起きると空はどんより曇っている。
天気予報では、天気の崩れが早まり、今日昼ごろから雨になるとのことなので早出出発。
MKさんに小田越登山口まで同行してもらってここに車をデポし、河原の坊から周回することに。
小田越ー河原の坊の地道歩行は30~40分かかるので、この短縮は有り難い。
MKさんとは河原の坊登山口でお別れ。
(いつもながら、今回も至れり尽くせりのお世話になり、本当に有難うございました。)
4時50分、河原の坊登山口を出発し沢沿いの道を1時間ほど登っていくと、急傾斜の岩場の道になり山頂まで続く。

空はガスに覆われているが、岩の間に咲く花を見ながら登るのでなかなか楽しい。

7時20分、登山口から2時間半で山頂に到着。誰もおらず、ガスで眺望はない。

30分ほど休憩してから小田越へ向けて下山を始めるとすぐ、日本庭園のような見事な景観の中にお花畑が広がった。


コバイケイソウ

ミヤマシオガマ

チングルマ

ハヤチネウスユキソウ
樹林帯に入るまで1時間余り、岩場の道は花が絶えず、この山の固有種として有名なハヤチネウスユキソウもよく咲いていた。
この頃になってようやく登ってくる人と時々すれ違う。

樹林帯に入ったところでポツポツと雨が降り始めたが、9時30分、本降りになる前に登山口に到着。
登り2時間30分、下り1時間40分、変化に富んだ岩場とお花畑が続く道のトレッキングを満喫することができた。
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岩手山下山後、40km南下して早池峰山の近くの道の駅紫波へ移動して車中泊。
3日朝、起きると空はどんより曇っている。
天気予報では、天気の崩れが早まり、今日昼ごろから雨になるとのことなので早出出発。
MKさんに小田越登山口まで同行してもらってここに車をデポし、河原の坊から周回することに。
小田越ー河原の坊の地道歩行は30~40分かかるので、この短縮は有り難い。
MKさんとは河原の坊登山口でお別れ。
(いつもながら、今回も至れり尽くせりのお世話になり、本当に有難うございました。)
4時50分、河原の坊登山口を出発し沢沿いの道を1時間ほど登っていくと、急傾斜の岩場の道になり山頂まで続く。
空はガスに覆われているが、岩の間に咲く花を見ながら登るのでなかなか楽しい。
7時20分、登山口から2時間半で山頂に到着。誰もおらず、ガスで眺望はない。
30分ほど休憩してから小田越へ向けて下山を始めるとすぐ、日本庭園のような見事な景観の中にお花畑が広がった。
コバイケイソウ
ミヤマシオガマ
チングルマ
ハヤチネウスユキソウ
樹林帯に入るまで1時間余り、岩場の道は花が絶えず、この山の固有種として有名なハヤチネウスユキソウもよく咲いていた。
この頃になってようやく登ってくる人と時々すれ違う。
樹林帯に入ったところでポツポツと雨が降り始めたが、9時30分、本降りになる前に登山口に到着。
登り2時間30分、下り1時間40分、変化に富んだ岩場とお花畑が続く道のトレッキングを満喫することができた。
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2013年07月08日
岩手山
八甲田山下山後、翌日の岩手山2038mにそなえて山麓にある道の駅にしねに戻り、ここで車中泊。
いよいよ一番長丁場の岩手山に登る時が来た。
コースは、焼走り登山口に車をデポし、馬返し登山口から登って焼走り登山口に下山するルートである。
車1台では出来ないメインの2ルートを歩く事ができるコース設定で、MKさがだ同行してくれてこその贅沢な設定である。
翌7月2日朝4時40分、馬返し登山口を出発するとすぐ、前方に岩手山山頂が綺麗に見えた。

ミズナラの多い樹林帯を抜けると、7合目まで約2時間半、ザレた岩場の旧道をひたすら登っていく。

振り返って下を見ると、雲海が広がっていて遠望は出来ない。

しかし、登山道沿いにはミヤマキンバイ、ミヤマハンショウヅル、エゾツツジ、シラネアオイ、カラマツソウ、チングルマなどが次々に現れて目を楽しませてくれる。
中でもミヤマハンショウヅルは最初から最後まで目に付いたのが印象深い。

7時40分、3時間かかって7合目に到着すると、ようやく山頂の御鉢が見え出した。

そして、また1時間登ると広い御鉢に到着。
コマクサとキバナノコマノツメに迎えられながら山頂を目指して歩いて行く。

9時10分、4時間30分かかってようやく山頂に到着した。

下山路の焼走りコースの圧巻は、シラネアオイの群生とコマクサの群生。
どちらも今まで見た中で一番の群生地だった。


約4時間かかって焼走り登山口に下山。
歩行時間8時間余りの長丁場だったが、多くの花たちの歓迎を受けて楽しく歩くことが出来た。
この山が花の百名山に入っていないのが意外に思える。
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いよいよ一番長丁場の岩手山に登る時が来た。
コースは、焼走り登山口に車をデポし、馬返し登山口から登って焼走り登山口に下山するルートである。
車1台では出来ないメインの2ルートを歩く事ができるコース設定で、MKさがだ同行してくれてこその贅沢な設定である。
翌7月2日朝4時40分、馬返し登山口を出発するとすぐ、前方に岩手山山頂が綺麗に見えた。
ミズナラの多い樹林帯を抜けると、7合目まで約2時間半、ザレた岩場の旧道をひたすら登っていく。
振り返って下を見ると、雲海が広がっていて遠望は出来ない。
しかし、登山道沿いにはミヤマキンバイ、ミヤマハンショウヅル、エゾツツジ、シラネアオイ、カラマツソウ、チングルマなどが次々に現れて目を楽しませてくれる。
中でもミヤマハンショウヅルは最初から最後まで目に付いたのが印象深い。
7時40分、3時間かかって7合目に到着すると、ようやく山頂の御鉢が見え出した。
そして、また1時間登ると広い御鉢に到着。
コマクサとキバナノコマノツメに迎えられながら山頂を目指して歩いて行く。
9時10分、4時間30分かかってようやく山頂に到着した。
下山路の焼走りコースの圧巻は、シラネアオイの群生とコマクサの群生。
どちらも今まで見た中で一番の群生地だった。
約4時間かかって焼走り登山口に下山。
歩行時間8時間余りの長丁場だったが、多くの花たちの歓迎を受けて楽しく歩くことが出来た。
この山が花の百名山に入っていないのが意外に思える。
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2013年07月08日
八甲田山
岩木山下山後、黒石温泉で汗を流してから八甲田山登山口の酸ヶ湯温泉温泉へ向かう。
30日夜は、酸ヶ湯温泉のすぐ上にある公共駐車場で車中泊。

7月1日、朝4時50分に登山口を出発し、緩やかな道を約1時間20分登って行くと仙人岱湿原を通って大岳への登りになる。
見上げると、斜面には真っ白な雪原が残っていてなかなか絵になる景観!

登って行く途中で振り返ると、南八甲田の硫黄岳が綺麗!

1時間で大岳山頂1584mに到着。
東側には小岳1478m、高田大岳1552m、雛岳1240m。

北側には井戸岳1537m,赤倉岳1548mと、ロープウエイ山頂駅のある田茂萢岳が見渡せた。

しばし眺望を楽しんでから毛無岱に向かって下山。
広々とした上毛無岱は、チングルマがよく咲いていた。

上毛無岱から木段を下る途中で見る下毛無岱の景観も素晴らしい!

下毛無岱もお花畑が広がっていた。

大岳山頂から2時間30分で酸ヶ湯温泉横の登山口に下山し、ここで汗を流す。
東北に来て始めての晴天と言える天気になり、快適な登り2時間、下り2時間30分のウオーキングを満喫した。
30日夜は、酸ヶ湯温泉のすぐ上にある公共駐車場で車中泊。
7月1日、朝4時50分に登山口を出発し、緩やかな道を約1時間20分登って行くと仙人岱湿原を通って大岳への登りになる。
見上げると、斜面には真っ白な雪原が残っていてなかなか絵になる景観!
登って行く途中で振り返ると、南八甲田の硫黄岳が綺麗!
1時間で大岳山頂1584mに到着。
東側には小岳1478m、高田大岳1552m、雛岳1240m。
北側には井戸岳1537m,赤倉岳1548mと、ロープウエイ山頂駅のある田茂萢岳が見渡せた。
しばし眺望を楽しんでから毛無岱に向かって下山。
広々とした上毛無岱は、チングルマがよく咲いていた。
上毛無岱から木段を下る途中で見る下毛無岱の景観も素晴らしい!
下毛無岱もお花畑が広がっていた。
大岳山頂から2時間30分で酸ヶ湯温泉横の登山口に下山し、ここで汗を流す。
東北に来て始めての晴天と言える天気になり、快適な登り2時間、下り2時間30分のウオーキングを満喫した。
2013年07月08日
岩木山
八幡平下山後、岩手山麓の道の駅にしねでMKさんと合流し、週間天気予報を確認すると、明日も天気が良くなく明後日から4日間晴天が続くとのこと。
早速2人で作戦会議を開いた結果、明日長丁場の岩手山に登るのは面白く無いので、明日は青森への移動日に当てることに決定した。
29日は岩手県の道の駅にしねから青森県の道の駅ひろさきまで、約120kmの道程をゆっくりと移動しここで車中泊。
翌30日朝、MKさんのお勧めに従って津軽岩木スカイライン8合目まで車で上がり、そこから山頂を目指す簡便コースを採ることにして岩木山1625mに向かう。
朝7時にスカイラインゲート前に着くと、8時開門のはずがすぐに通してくれた。
聞いてみると、今日は自転車レース大会の日で8時30分から12時までスカイラインは通行止になるとのことだった。
8合目登山口からは約1時間で山頂に到着し、誰もいないのでセルフタイマーでMKさんとツーショット。

30分ほど山頂に居ても広がった雲海で下界がよく見えないままなので、鳥海山に移動することにし、来た道を下っていく。

45分で鳥海山山頂1502mに到着。
ここから岩木山山頂がいい形で見え、山頂には大勢の人影が動いているのも見える。


岩木山には大勢の人影が見えるがこちらへはまだ誰も来ないのでのんびり休んでいると、ここまで見れなくて諦めていた岩木山固有種のミチノクコザクラが、一輪だけ咲いているのを発見した。これで心置きなく下山できる。

45分で8合目登山口に下山。
駐車場は下山する自転車レース参加者でいっぱいだった。

帰路の途中、岩木山が見渡せるところで振り返ったが、山頂付近は雲の中だった。

歩行時間2時間30分の雲上ハイクは、ミチノクコザクラも何とか見れ、所期の目的を達成することが出来た。
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早速2人で作戦会議を開いた結果、明日長丁場の岩手山に登るのは面白く無いので、明日は青森への移動日に当てることに決定した。
29日は岩手県の道の駅にしねから青森県の道の駅ひろさきまで、約120kmの道程をゆっくりと移動しここで車中泊。
翌30日朝、MKさんのお勧めに従って津軽岩木スカイライン8合目まで車で上がり、そこから山頂を目指す簡便コースを採ることにして岩木山1625mに向かう。
朝7時にスカイラインゲート前に着くと、8時開門のはずがすぐに通してくれた。
聞いてみると、今日は自転車レース大会の日で8時30分から12時までスカイラインは通行止になるとのことだった。
8合目登山口からは約1時間で山頂に到着し、誰もいないのでセルフタイマーでMKさんとツーショット。
30分ほど山頂に居ても広がった雲海で下界がよく見えないままなので、鳥海山に移動することにし、来た道を下っていく。
45分で鳥海山山頂1502mに到着。
ここから岩木山山頂がいい形で見え、山頂には大勢の人影が動いているのも見える。
岩木山には大勢の人影が見えるがこちらへはまだ誰も来ないのでのんびり休んでいると、ここまで見れなくて諦めていた岩木山固有種のミチノクコザクラが、一輪だけ咲いているのを発見した。これで心置きなく下山できる。
45分で8合目登山口に下山。
駐車場は下山する自転車レース参加者でいっぱいだった。
帰路の途中、岩木山が見渡せるところで振り返ったが、山頂付近は雲の中だった。
歩行時間2時間30分の雲上ハイクは、ミチノクコザクラも何とか見れ、所期の目的を達成することが出来た。
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