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2012年08月05日

塩見岳

 8月3日、4日、K君、IM君と南アルプスの塩見岳3052mに登ってきた。

 7月20日に梅雨明けし、その後茹だるような暑さと晴天が続いている。

 先週、中央アルプスの木曽駒ヶ岳-空木岳に行ってきたばかりだが、家で暑い暑いと言っていても仕方がないので、涼を求め?、誘い合わせて出かけることにした。

 3日朝3時に高砂を出発し、中央自動車道松川インタ-から、9時20分に鳥倉林道駐車場に到着し、約4時間かけてシラビソ林の道を登り、宿泊する三伏峠小屋に到着。

 時間が早いので烏帽子岳手前鞍部のお花畑を散策に行くと、前方に塩見岳山頂が見渡せ、足元にはミヤマキンポウゲやマツムシソウなどが咲くお花畑が広がっていた。

塩見岳

塩見岳

 
 翌朝は5時に山頂を目指して出発し、約3時間で塩見小屋へ。
 途中、前方には槍ヶ岳や穂高連峰など北アルプスの山々が朝日に輝いていた。

塩見岳

 標高約2600mの三伏峠小屋と塩見小屋との標高差は150mなので、ここまではほとんど高度が稼げていない。
 つまり、ようやくここからが核心部で、塩見小屋の前に聳えている塩見岳山頂に向かって歩を進めていく。

塩見岳

 遠くから見上げていた時、あの急峻な岩峰の何処を登っていくのだろうと思っていたが、進んでいくと殆ど岩場の直登であった。
 「落石を落とさないよう気をつけて登る」必要があることは聞いていたが、ロープも鎖もない岩場を自分が落ちないように直登する必要があるとは聞いていなかった。しかし、ここまで来れば進むしかないので、ゆっくりと慎重に登っていく。

塩見岳

 30分ほど岩場を登って山頂に躍り出ると、富士の山が正面からお出迎え。感激の瞬間だった。

塩見岳

 そして、北側には仙丈ヶ岳-甲斐駒ヶ岳-北岳-間ノ岳が尾根を連ねている。

塩見岳 

 少し歩いて東峰へ行くと、南側に悪沢岳がどっしりと腰を据えていた。

塩見岳

 山頂では、360度の大展望の中で、ゆったりとした時間を満喫した。

 10時から下山開始。
 同じ道を引き返して、17時30分、駐車場に帰着。

 登り8時間、下り7時間のハードな行程だったが、素晴らしい眺望を満喫出来、心地良い疲れに満たされながら帰路に着くことが出来た。

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Posted by もーさん  at 20:37 │Comments(0)全国の山

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